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老眼くんと重たい相棒と僕

スマホというのは、もともと携帯電話。なので軽くて小さい方が好き。

しかし、しかしですよ。小さい字が見えなくなりつつあり(笑)。


僕のもとにもやってきてしまった・・・。老眼くん(笑)

本当は知ってたよ。ずいぶん前から君が僕と一緒にいることを。小さい文字が読みにくくなってた。眼鏡外して見たりとか。

最近、君の存在が僕の中で大きくなり・・・。ついに、本当に小さな字が読めなくなっていたんだ。「小さい字が見えないという見たくない自分」に、ご挨拶をする時が来た・・・。機種変更。


さよなら、小さいスマホさん。

小さいスマホは僕の正義だった。だって「携帯」なんだから。その方がかっこいいし、スマートだと思ってた。

でも・・・。いちいち拡大しないと字が読めないんだもんっ!!(笑)。


こんにちは、大きいスマホさん。

新しい相棒。最初手にしたとき、小さいタブレットかと思った(笑)。

大きなスマホを持つ自分は・・・やっぱりスマートじゃない気がした。見たくない自分だ。スマートな自分ってなんだろうね?・・・宿題。


そして・・・。

相棒といえど、やっぱり重いので、ポケットではなくカバンにいれて持ち歩くようになった。

そうしたら・・・

体も心も世の中も軽くなったように感じた。

僕は縛られていたのかもしれない。デジタルの空気とスマートな自分に。


薄暗い公園の並木道を風と一緒に歩く、老眼くんと重たい相棒と僕。身軽で少しだけ、自由になったような気がした。

悪くないよ。

見たくない自分を混ぜ合わせて、新しい自分。

少し違う色になった。

新しい色の僕の未来時間にワクワクしてきた。。。

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