管理職の憂い「鶴の一声」

 
上司の「鶴の一声」ってありますよね。
 
会社には色々な事情があって、現場の都合や思いもわかって、でも今必要だからって言うのはわかるんです。
 
でも、そうじゃない事が垣間見える時がある。同じ仕事をする別部署の人がいる。僕は同志だと思ってる。その人たちがしんどい思いをしそうなら、全力でサポートする。
 
上の立場の方々。会社の都合があるのは理解します。しかし、キチンと背景を説明して、現場の思いを汲んでください。現場の人々の大変さを感じてください。あなた自身が現場に来てください。あなたの都合を叶えるために頑張ってるメンバーを見てください。頑張りを見てください。
 
組織のために働く人は少ないと思いますよ…。
 
信じられる上司でないなら…一人一人から最高のパフォーマンスは得られないと思います。
 
時代は個人。成果主義と同じタイミングでやってきたんです。個人の時代が。あなたの鶴の一声が通用しない時代です。
 
役職という「よろい」はもう剥がされたのですよ。お気付きですか? 「お前の代わりはいくらでもいる」の時代は「あんたみたいな上司の代わりはいくらでもいる」に変わったのです。本当は気づいてるでしょう?
 
僕は上司の立場として、いつもそう自分自身を戒めています。
 
世の管理職の皆さん、我々の腕が試される時代です。自分の信じるリーダーシップスタイルで頑張っていきましょう。
 
我々は今、試されていると思います。
 

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