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④口伝【世界で最も貧しい国ケニア】
あらすじ
ケニアで毎日人が殺されているという道を車でつっきり、ホテルに到着。
ホテルは想像以上にきらびやかな外観で、とてもよさげな雰囲気だった。
だがしかし、ここでやはりというべきかある事件が巻き起こる。
前回のお話はこちら
本編
ホテルにて、今回の旅のコーディネータ千晶さんと僕ら旅行者?12人で夕食を食べる事になり、
改めて簡単な自己紹介をした。
そして千晶さんから面白い話を聞いた。
千晶)アフリカの人達は元々文字という文化がないんです。だから携帯は持っていますが、文章を打つという事はありません。電話ばかりするんですよ~
俺)メモとかはとらないんですか?
千晶)そうですね。よっぽどの事がない限りしないでしょうね。でも、面白い事にアフリカの人達は自分がどこの部族出身で、ご先祖様が何処で産まれどんな名前だったか皆知ってるんですよ!!
俺)え!?本当ですか!?
千晶)本当です。だからこれからこの旅で色んな人に会ったり聖地に行くんですが、本当に伝説となった人たちの末裔に会えると思いますよ~
おおおおおおおおお!!!!これは楽しみだ!!
日本でいう所の由緒正しい一族は家系図があるから先祖が分かるだろうが、そういう昔身分が高い人じゃなくても先祖が分かるなんて羨ましい。
俺は人の性格は遺伝と環境で決まると思っているから、自分を知る為に先祖の事とか凄く気になるが知らない。
とゆうかやはり、アフリカの文化として先祖が誰で何者で
だから今自分はここにこうして生きているというのはとても重要な事なのだろう。
凄くアフリカという地が、人間が、魅力的に感じた瞬間だった。
千晶)あ、あと今回行く部族の人達は写真を撮っていいですが他の部族の時はやめて下さいね。
俺)なぜですか?
千晶)今回は約40年ぶりに行われる儀式を見る事がメインテーマです。そして私たちが訪ねるドゥルマ族はこの儀式をもうしないだろうという事です。だからこそ、記録に残して伝えて行って欲しいので写真などは撮っていいそうですが、他の部族の方は違います!!もし、他の部族の方を無許可で写真を撮り殺されても文句は言えません!!十分注意して下さい!!
いや、またかああああああああああい!!
また殺される可能性あるんかあああああああい!!!!
確かにいきなり、写真を撮られるのは嫌な事は分かるけど殺されても文句は言えないって・・・
とゆうか本当に殺されたら文句言えんしな・・・
それからしばらく時間は経ち、時間は22時。
なにぶん長い移動だったので疲れた俺達ラッキータウンはみんなより先に寝る事にした。
部屋に行き、蚊帳の中に入ると、
いや、魂吸い取られてるやん!!
と言わずにはいられない格好になった笑
これは面白いと思いパープルに写真を撮ってもらった。
パ)はい、撮るよ~
カシャ!!
とスマホのシャッターを押した瞬間
クン!!
と変な音が鳴り、辺りは暗闇と化した。
どうやら停電したらしい。
いや、凄いタイミングで停電したな!!ぴしゃりやん!!
なんの奇跡だよ笑
と思いながら眠りにつく。
そして次の日、俺らは国境や言葉の壁を越えて
ケニアの人達に笑顔を届ける事となるのであった笑
つづきはこちら
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