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【世界で最も貧しい国ケニア】⑭ブラ隊
あらすじ
ケニアにて、シャーマンの旅は終わり
これから200万人の住むキベラスラムへと向かうラッキータウン。
しかしまた、新たな部族からおかしな?歓迎を受けるのであった!!
前回の記事はこちら
本編
信じられない事に
キベラスラムはケニアの首都ナイロビのど真ん中にあるという事で
また移動に二日費やすという事だった。
ひらすら、草原しかない一本道の道路を車で走っていると
少しだけ脇道にそれ、何度か曲がったところにホテルがあった。
ホテルの名はサガラロッジ。
正直、こんな単純な道なのにドライバーが迷った様子だったので
なぜ迷ったのか尋ねると
なんと、
ケニアには住所がないらしい。
え!?
じゃあどうやって手紙とかを出すのか聞くと
手紙を書く文化がないので困らないのだと・・・
こりゃ、アマゾンも真っ青だぜ笑
ホテルに着くと
また部族の歓迎が待っていた。
ありがたかったが、よくよく見ると
ブラジャーの紐が・・・
俺はこの人たちをブラ隊と呼ぶことに決めた笑
部族としては、タイタ族とタベタ族という名前だったらしい。
なんか日本語に似ているな~と思った。
そして、このホテルでは自然を満喫できるらしく
草原の中でワインが飲めるのだとか。
まぁ別にやる事もないので、そのツアー?に皆で参加する事にした。
草原の中を歩いていると
いてええええええええ!!!!!!
画鋲を踏んだ様な痛みが足に走り・・・
見てみると
植物の枝?実??だった。
こんな凶悪な植物見た事ねぇわ!!
この針?なんと靴を貫通して俺の足に刺さったのだから驚きだ。
ケニア恐るべし!!
そして、草原の絶景スポット?に着くと椅子が用意されており
そこでワインを飲むことになったのだが
何故か
とお~くの方にブラ隊がいた笑
そしてまた踊ってくれたのだが、とにかくシュール笑
これは、貴族の遊びなのだろうか?笑
そんなシュールな空間を味わい、いよいよ夕ご飯になった。
そして、
またブラ隊が現れた!!笑
いや、一日に何回同じ部族のダンス見せられるんだよ!!
そして、
アイムタイヤード・・・
とブラ隊の誰かが漏らしたのを聞こえた。
もう、なんやお前らは!!笑
俺はいつの間にかブラ隊が大好きになった笑
ご飯の後
部屋に戻ると、大きな大きなバッタが出迎えてくれていた。
いやああああああああああ!!!
俺は虫が大っ嫌いだ!!
虫におびえながらその夜はなんとか眠りについた。
次の日
朝起きて、手拭いがない事に気づく。
この手拭いはイカ砂漠250kmマラソンンも一緒に歩いた手拭いで
とても思い出があったのだが、
まいっか~
もう必要なくなったんだろ~
と思っていたら車にあった笑
サガラロッジの人は別れ際に
ホテルのレビューを書いてくれと何ども言っていた。
みんな生きる事に必死なのだ・・・
それにしてもケニアの人はよく笑っている。
踊るのが好き、歌うのが好き、動物が好き、(先祖を大事にしてたまに精霊とトリップをする笑)
こい以上に良い生き方はないのかもしれない。
ホテルを出発する時
ブラ隊の見送りはなかった笑
まだ、ナイロビは遠く途中のホテルで一泊する予定だ。
俺は車の中で
理屈とは理を屈すると書く・・・
もしかしたら人は思考せず感じたままに生きればいいのかもしれないと思った。
何かする時は、先人たちの知恵を借りる。
それが、本質的な人の営みなのだろう。
そして、車の外からは野生のシマウマが見えた。
やはり自然の中に無理やり文明を入れたから、まだまだ
住みわけが出来ていないのだろう。
そして、着いたホテルはケニアで最高級のホテルだった!!
ドゥルマ族の村でテント泊をしてからのこの高級ホテル・・・
にくいな~この!!
明日は象の孤児院やキリンセンターに行くらしい。
楽しみだ~
つづきはこちら
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