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早朝 空から点検

今年の夏から早朝、住まいの上空を通過する飛行機のエンジン音が聞こえてくる。

個人的に気になっているローカルな話題なのだが、、羽田空港の発着ルートが来年(2020年)の春から新しいルートに変更になる。

そして、その新ルート沿いに私は住んでいる。

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飛行機マニアの方ならお持ちだろうアプリ フライトレーダーの画面がこれ。午前7時くらいの画面。

斜めに伸びている黄色の線が当日これまでに飛行した軌跡である。この画面は拡大してあるので全容が見えないが、羽田空港を出発して、練馬上空で折り返し、品川あたりでまた北東に折り返すというコースをほぼ毎朝2-30周しているようだ。

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新ルート訓練

この写真は、上記のフライトレーダーの位置から数10秒後に撮影したもの。

この日はいつもよりエンジン音が近く聞こえた。

ちょっと前までは高度は約2,500 フィート。上空800m弱を周回飛行していたがこの日その約半分。そして写真をみると脚が出ている。

写真を撮って直後そのままアプリで追っていくと羽田空港に向かって徐々に高度を下げている様子がうかがえた。

羽田空港A滑走路(16R)に着陸した様子なので今日は帰還かな。いいタイミングで写真も撮影できた!と思っていると、そのまま滑走路を進んでまた高度を上げて右に旋回をして練馬方向に機首を向けている。

我が家から見ると羽田から戻ってきて北東に通過するような経路である。

この日は、このパターンを10数回繰り返していた。

この点検飛行や新ルートについては上記のサイトに詳細がある。

そして新ルートは毎朝の点検飛行のコースであり、新宿、渋谷上空を通過して羽田空港に着陸する。

コメント 2019-10-01 100357

地図を見てお分かりかと思うが、この新ルートについては騒音や落下物をはじめとするいろいろな課題があり、国交省からは上記のような詳しい情報提供にもつながっていると思う。

一方で、このルートでの空からの東京の眺めはすごいものになるだろうことは容易に想像できる。

早朝の羽田に向かって朝日が映える景色、眼下に広がる大都会。そして日が傾きネオンの輝きが徐々に増えていく中を高度を下げて通過する眺め。

A滑走路、C滑走路に対しての2ルートだが、両方とも都心の上空をまるで遊覧飛行するようなコースである。日本人はもちろん飛行機に乗って来日する外人にも日本訪問の最初のビッグプレゼンテーション!になることは間違いないと思う。

個人的に楽しみな新ルート。新ルートでの羽田行きは左の窓際(A席)で決まり!

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