見出し画像

05 人と比べることの無意味さ

人と比べない、過去の自分と比べる




これは02の記事で書いた自分の考え方をまとめた5つの柱の一つです。
人は無意識に人と比べてしまいます。

教育の段階からテストや運動会などで嫌でも人と比べられて育つので仕方がない事だと思います。

年収、学歴、フォロワー、売上

現代は様々な比べる指標があります。
しかし、人と比べて自分の方が劣っているから悩むというのは無意味な行為だなと気づく事が出来ました。
またその考え方を持った瞬間から生きるのが本当に楽になりました。

きっかけ

僕も以前は例外ではなく人と比べてしまっている人間でした。

なんで周りは出来るのに、自分は出来ないのか…

全ての事を何かと比べて、落ち込んだり、行動しなかったりの日々でした
例えば今では当たり前になっているSNSに演奏動画を投稿する活動も最初は

自分よりベースが上手い人はたくさんいるから自分が投稿するのは嫌だな

と思っていました。

そんなある日
世間はコロナ禍になってしまい、緊急事態宣言が発令され、その期間に僕は10kg程度太ってしまいました。

10kg増

ストレスによる暴飲暴食とジムが休みになったせいで運動しなくなったせいです。

緊急事態宣言が明けその事実に気づいた僕はダイエット+この機会に筋トレしようと思いました。

しかし、序盤は目に見えた結果も出ずに落ち込んでいました。
その時、なかやまきんに君さんのYouTube

筋トレやダイエットは人の体によって個人差があるから、周りがこれだけやって痩せたのに自分は痩せないとか周りと比べるのではなく、昨日の自分より少し変わってたらそれはダイエット成功している。人と比べるのではなく、昨日の自分と比べよう。

といつものテンションで発言していました。

パワー

僕はその発言を聞いてすごく元気を貰いました。
しかもこの考え方は全ての事に共通しているなとすぐにわかりました。

人と比べている以上、その理論でいくとNo.1の人以外は幸せではないという事になります。

例えば僕が好きなサッカーに例えると
歴代史上最強と言われているメッシ以外は幸せじゃないという事になります。
絶対そんな事ないですよね。

令和のサッカーの神様

プロの選手もアマチュアの選手も僕みたいに趣味でやっている人もサッカーやってる時間は楽しくて幸せだと思います。

みんな幸せ

先程の演奏動画の投稿も、

人と比べなければ
僕も誰かの「好き」になれるかも知れない
だからやってみよう

というメンタルになりました。
そのお陰で沢山の人々と出会うことが出来ました。

そもそも人は得意なモノが違う

やはり持ってる特性が人によって違いますよね。


例えばベーシストの中でも

特定のジャンルの演奏が得意な人
人付き合いが得意で信頼されている人
自分のブランディングが得意な人
ベースを使ったエンターテイメントが得意な人
SNSを使った表現が得意な人
バンドで輝くステージングがうまい人
etc…

比べる必要ない

一つの職種でもこれだけ沢山の個性があります。
これを同じベーシストとしてどれが上とか下とか比べる必要ないですよね。
評価基準が違いすぎます。
みんな素敵ですよね。


ライバルがいるから伸びる?

ライバルを作って競わせてお互いを伸ばすという、教育方法があるかと思います。
勝敗がつくスポーツなどでは有効かもなのですが僕は

過激なダイエットと一緒で下手すれば無気力というリバウンドが来る

と思います。


例えばライバルが想像絶する成長をしてしまい、今の自分では到底及ばなくなってしまった時。
僕なら心が折れてしまいます。
やはり相手ある事なので、自分のモチベーションに対するちょうど良い負荷をコントロールすることは難しいですよね。

しかし過去の自分と比べる事によって、人ではなく、自分に成長の矢印を向けれるので周りに影響されず自分のポテンシャルの最大値を発揮出来るのではと僕は考えます。


人と比べてポジティブな影響を貰えてるうちは良いと思いますが、ネガティブが出てきたらすぐにやめた方が良いです。


まとめ

人は無意識に人と比べてしまいます。
そして競わさせるのはエンターテイメントもなります。

しかしそれはエンタメとして割り切って、この世界の真理は周りの人と比べるのではなく過去の自分と比べる

そしてその成長率を見るべきだと思います。
このような考え方の方がメリット多いのかなと僕は考えます

しかしやはりこの考え方も定着するのにはすごく訓練がいるのかなと思います。
僕もまだまだ無意識に比べてしまいそうになる事があります。
しかし人と比べそうになったら、自分に矢印を向けてこれからも成長していきたいです。

最後までお読み頂きありがとうございます。


ベーシスト 憲人


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?