コントラバスのお作法 1
「お作法」
…て突然言われてもねえ、という声も聞こえますが、どんどん進める。
( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/( ´ー`)/
「お作法」…実は演奏のなかみではなく、楽器と弓の扱い方の話をしようと思っているのでした。
1. 弾く前に
楽器ケースやカバーに弓を入れている場合は、弓をケースごと一番先に出して、安全な場所に置きましょう。それから楽器を出す、と。
理由はね、弓ケースが入ったままで、楽器カバーをベラっと床置きにして、その上を踏んでしまって弓が!…というおそろしい事態にならないためです。
楽器をケースやカバーから出すときには、カバーのファスナーでボディをこすって傷をつけないように注意してください。知り合いが、ナイロンみたいな(わからないけど)素材(裏地みたいな)で大きな「雪ん子」みたいなの作って楽器のヘッドに引っ掛けて着せてから、カバーに入れてます。賢い方法。私やってないけど。
楽器出したら、ケースはそのへんに置いて(弓を出しといてよかったねー安心だねー)まず楽器を安定したところに置きましょう。椅子に横置きできると一番いいな。このnoteのヘッダ画像のように。
床に直接置くしかない場合もあるかもしれないけれど、まあ仕方ないか。でもどちらの場合でも、G線…高音弦側が下になるようにしてくださいね。
2. 弾く
必要なら弓に松脂をつけて…(こないだの「松脂の話」を参照してください)。
3. 片付ける前に、楽器のお手入れ
動画を作ってみました。見てねー。
大事なことは、「布を使い分ける」「とくに、松脂を拭く布で他のところを拭かない」。ボディや指板に松脂がついてしまったり、ボディのニスをキズつけたりします。
弓の片付けについては、長くなりそうなので次回にします。
「え?ただ緩めて拭くだけじゃないの?」
…うん、他にも言いたいことあるんだ。次回も読んでねー ( ´ー`)/