2018年9月のお気に入りソング
毎月恒例、フェイバリットソングのプレイリストを今月も公開しました。無論、歌モノが主。
【プレイリスト(Apple Music)】
https://itunes.apple.com/jp/playlist/2018-09-favorite/pl.u-3PGls703GY
安室奈美恵の引退なども作用して、しばらく旧譜を中心に嗜む日々が続いていたのですが、ここ最近は最近でパンチの効いた名作のオンパレード。ラップと歌モノの親和性もいっそう高まり、ジャンルとしては相変わらず良き風向きかと。あとはもう少し、古き佳きメロウなR&B選手が増えてくれれば個人的には言うことなしなんだけどなぁ。多様性の時代だからこそ王道の存在に安心したい、そんな日もあるのです。
ではここから、プレイリストに選んだマイ・フェイバリットの中からいくつかご紹介。
I Don't Like Mondays「SO BAD」
EP「A GIRL IN THE CIRY」収録。先行シングルの「ONE THING feat. SALU」ではトロピカルハウス、「LEMONADE」は踊れるポップロックと、持ち前のモテモードを明快に提示してきた彼らですが、実はこの曲が一番カッチョいいのではないかと思っている。切れの良いディスコ・サウンドに乗る、Vo.YUによるセクシーなファルセットはカリスマ性十分。近年のMaroon5が好き人はぜひ。
UKO「Magic feat. BASI」
BASIの気だるいラップ援護も頼もしいミディアム・チューン。とびきり華やかな歌声ではないものの、地に足のついた抑揚を要所で放つUKO。今回も折り目正しいソウルマナーでソツなく魅せてくれました。
KICK THE CAN CREW「住所 feat. 岡村靖幸」
最近引っ越した身としてはシンパシーを禁じ得ない内容。フックを担う岡村靖幸はさすがの存在感だし、普遍的な愛の形を野郎四人で健気に紡いでいると思ったら、妙に微笑ましくなってしまった。曲もまたKICKの全盛期っぽくキャッチーで良いんだ。
Taeyoung Boy「Ain’t nothing feat. Friday Night Plans」
カジュアルな節回しが印象的なイケメン若手ラッパー・Taeyoung Boyと、これまた注目のニューカマーである女性1名のプロジェクト・Friday Night Plans(以降FNP)のコラボ作。緩急の少ないスモーキーなトラック・プロダクトは、見紛うことなき現行クラブ・ミュージックならではの業。深遠な味わいを含ませたフックでのデュエットに注目。
GOODMOODGOKU「Down」
こちらは、1995年生まれの男性ラッパー/シンガー。冒頭でも触れた「歌モノとラップの混在種」を地でゆくのが彼。PBR&B特有の静謐なサウンドを、確かな情熱をもって泳ぐそのスタイルがきわめてオシャレだし、ハイポテンシャル。
Lady Keikei「From Now On」
ご無沙汰の新曲。テン年代前半に心ときめくメロウチューンを連発した彼女が今回送り出したのは、一十三十一や土岐麻子を思わせるシティポップ風R&B。清涼感のあるシンセでアーバンな風情を演出しつつ、哀愁の放出の方もちゃっかり。
北斗&TOM「Fly to the moon」
クラブで切磋琢磨するシンガー二名のコラボ作。男性同士のデュエットは貴重な上に、ことR&Bにおいてはネットリ度も数割増しになるので得した気分になります(笑)。声質が対照的だからこそ、ハモりもはっきりと際立って夢心地必至。
ものんくる「アポロ」
収録アルバム「RELOADING CITY」自体、粒ぞろいの名作なのだけど、ご存知ポルノグラフィティのカヴァーがあまりに魅力的で。なんだこの神解釈は。アイデアも生きているし、ライブで一度は拝みたいやつ。
Soulflex「Testimony」
ZINによる全力の独壇場。これで伝われ。
【プレイリスト(Apple Music)】
https://itunes.apple.com/jp/playlist/2018-09-favorite/pl.u-3PGls703GY
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