神は細部に宿る
ビジネスにおいてはかなり重要な言葉なんじゃないかと思う。大枠しかみていないビジネスパーソンは意外と多いのではないだろうか。一見、どうでもよいような部分が勝敗の分かれ道になっていることはよくある。コンペやプレゼンなんかはまさにだろう。
最近、若手メンバーの資料をみていてよく感じる。他の資料から転用してきたスライドをそのまま使ったり、自分でよく理解できない内容のまま資料を作ったり、全体の平仄を考えていない等々。多くの方が見逃しがちな部分に気づけて修正する。たったこれだけで、勝率が上がるのであればやらない手はない。
昔、「自分で作った資料に対して、必ず10個のダメ出しをしろ」と教わった。どんなに小さなことでもいいので、10個見つけ出す。最初は「しっかりチェックしたんだから、10個なんて見つけられないよ。。。」と思っていたが、出るは出るはww 人間のチェックなんてそんなものだ。
周りから見ると「口うるさいおっさん」なのかもしれないが、私は構わず指摘し続ける。それが巡り巡って自分に返ってくると信じているからだ。メンバーが成長すれば、自分が別のことに時間を費やすことができる。こんな嬉しいことはないので、一時的に嫌われようが気にしない。どこかで逆転できるから。