シンスプリント、又は調べ事に関する自分の癖について

アウトプットの練習がてら、最近ランニングで悩んでるシンスプリントについて調べてまとめてみた。

症状
脛の内側から足首にかけてまで痛みが生じる過労性障害のこと。
痛みが進行すると疲労骨折やコンパートメント症候群※の危険性もある。
跳躍型と疾走型があり、脛の真ん中から膝の外側まで痛むのが跳躍型、脛の内側の上から足首まで痛むのが疾走型。


※コンパートメント症候群…いくつかの筋ごとに骨、筋膜、筋間中隔で囲まれた区画(コンパートメント)の内圧が骨折などで上昇し、神経・筋肉・血管などを圧迫させ、血液循環不全による壊死や神経麻痺を起こさせる。
前腕や下腿に起きやすい。
骨折や打撲に限らず、ランニングでも起きる可能性はある。


原因
・地面の固さ
・足裏のアーチが崩れ、扁平足※や回内足になる
・練習量が過多
・下腿や足首の柔軟性の低下


扁平足…本来足裏に伝わる衝撃を吸収する役割である土踏まずのアーチがへたりこんでいる足のこと。原因としては、幼少期から外で遊ぶことがすくなく、足の裏が鍛えられなかったなどが挙げられる。扁平足の人がランニングをすると足底筋膜に炎症を起こす可能性がある。



対策
・痛みのあるところに約20分間のアイシング
・ふくらはぎの入念なストレッチ
・シューズの交換
・インソールを入れて、アーチのサポート
・体幹の強化

シンスプリントに関しては、ランニングを始めた当初からの悩みの種で、湿布貼って痛みが引いて、走ったらすぐに再発するの繰り返しだった。
ただ、足の着地の仕方を変えると痛みが少しは和らげる事が多かったから、特にネットで対策を調べる事もなく自分で考えて対処していた。
ネットで調べて対処すれば、すぐに解決出来るものを自分の性格上の問題からか、自分で考えて解決しようという方向に行くらしい。
途中で軌道修正出来ていればすぐに治せただろうものをこういう所がマイペース言われる所以なのだろう。

シンスプリントのあまりの痛みにネットで調べた事は一度あった。
だけどその時はただネットを眺めただけで、「こんなもんか」と特にこれといった対策をせずにその痛みを放置してしまったのだ。
その時のシンスプリントに限らず、何かちょっとした疑問を感じるとそれについて考えて、ネットを眺め、時には趣味ノートに記入するということを行うが、その時点でやり切ってしまい、それ以降調べたことの殆どは覚えていない事が多い。
恐らくその時感じた疑問や問題点により発生した行動のエネルギーは調べるという段階で大方使い果たしてしまい、自分の1次記憶引いては2次記憶に留めようという行為にまで到達しないためだ。

だが、今回の調べたシンスプリントについて覚えようと思えた。
多分以前調べた事があり、聞き馴染み(読み馴染み)のある単語が殆どだったから、精神的な障壁が薄かったのはあるだろう。
意味やイメージがよく分からない単語が出てきたとしても、始めて見るのと3、4回見るのとでは気持ちの抵抗感が全く違う。
やる気に満ち溢れている時は分からない単語はシラミ潰しに調べる事はできるけど、毎日がそうとは限らない。
そんなやる気がない時は知らない単語が出てきたらひたすら素通りだ。

ただ、そういった素通りしながらもちゃんと印象に残ってる文字を何度も素通りする事で、「そういえばあの単語はどういう意味なのだろう」と思えてくる。
例えるなら、毎朝通勤中に見かける女性がいたとして、当初はただ素通りしているだけだが、何度か見かける内に「今日は服がキッチリしてるな」とか「いつもよりも髪のセットが雑だな」とか興味を自然と持ってしまう。
そんな感じだ。
何度も見かける事でそれらに関する印象に余白が生まれる、今回のシンスプリントはその余白が気になり、埋めたいというやる気が湧いてきたのだ。

これら以外にも調べたい事は山ほどある。
だけど、それらに対する印象の余白がまだ狭く、調べる事でエネルギーを使い果たしてしまう。

まだまだ素通りする回数が少ない。
もう少し日常で考える事を増やすべきかもしれない。

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