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『バーニングマン』
『ギブ&テイク』
お互いに与え合うこと、奉仕し合うこと。
譲り合い、持ちつ持たれつの関係。
公平なさま。
この関係性が上手に作れている人は
素敵な人との繋がりがあって
人生を楽しく謳歌している印象がある
家族や交友関係や仕事や学校や趣味など
社会を生きるには人との関係は避けて通れない
なのでこのギブ&テイクの重要性が問われる
精神的にも物質的にも
ギブ&テイクという行為は
思いやりと思いやりの繋がりで
とても気持ちの良いコミュニケーションだ
しかし誰もがわかっている
理想的なコミュニケーション方法なのに
ギブ&テイクはなかなか成立しない
理由は様々あると思いますが
おそらくテイクしかしない人間が
存在しているからだと思う
テイクされた人間がギブを返さないと
思いやりの流れはそこで止まってしまい
ギブ&テイクが成立しなくなってしまう
そうなるとギブをした人間は
ギブなんてしなければよかった
次からはギブなんてしないでおこう
そんな心境になってしまうだろうから
ギブ&テイクの素敵な流れは成立しないのかと思う
『見返りを求めるな』
こんな釈迦のような正論が上がるのもわかります。
しかしそれは理想論に近しく
やはりギブをして何も反応がないと悲しい…
無下に扱われている感覚になってしまう…
愛されていないと感じてしまう…
見返りを求めてしまうのも
人間として当たり前の感情でもあるのかと
個人的には思う
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
ギブ&テイクの精神というと
あるイベントの事を思ってしまう
『バーニングマン』
バーニング・マンは、アメリカ合衆国ネバダ州の砂漠のど真ん中に開催される大規模なイベントである
(2019年は8万人の参加者)
《お金を使ってはいけない》
《物々交換はしてはいけない》
細かい説明は省きますが
かなりざっくり言うと
個人個人がそれぞれ何かを持ち寄って
『ギブ&ギブ』
をするアートなフェスティバル
なのでこのイベントは《与える》という
行為しかしてはいけないというルール
(正確なルールではなかったらごめんなさい)
これを通信機器が届かない
何もない砂漠の真ん中で
8万人が9日間に渡って生活をするイベント
8万人でギブし合う生活って
どんな環境になるのだろうか?
そもそもそんな生活システムは成立するのか?
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
これは知り合いに聞いた話ですけど
結果的にギブ&ギブの生活をしたら
どうなったかと言うと
ギブを沢山する人間には
そこに多くのコミュニケーションと
人からの信頼が生まれて
結局、最も多くのギブをした人間が
最終的にいちばん《人も信頼も物も》
テイクしていたみたいです
素晴らしい!
最も与えた人間が最も得るシステム
まさにギブ&テイクの精神
本当に素晴らしいと思う
ギブ→アンド→テイク
この言葉の並び通りに
まずは自分から進んでギブする事が
大切なんでしょうね
自分はかなり慎重に冷静に他人を見てしまう
そして愛の感じない人には
絶対にギブはしないでおこうという
器の小さな人間です
もしも見返りを求めない無償のギブができたら
もっと人生が豊かになるんでしょうね
しかし《無償のギブ》なかなか難しいです…
全人類にギブ&テイクの精神があれば
貧困や戦争などはなくなって
世界は平和になっていくのかもしれない
バーニングマンのような世の中は
本当に成立するのか?
正直それは現実的ではないとも思う
人間に欲望という感情がある以上は不可能だと思う
自分の周りにいる人たちの中でだけでも
優しさを与え合う素敵な関係性が築けたら
とても現実的な理想だと思ってます
まずは何をするにも自分自身に余裕がないと
人には優しくはできないと思うので
日々精進して自己成長していきたいです
✳︎✳︎ken's仮想バーニングマン✳︎✳︎
もしも自分がバーニングマンに
参加したとしたら…
おそらく人見知りが爆発して
9日間、砂漠の端っこで誰とも喋らずに
『あのジャパニーズ何しに来たの?』って
皆んなに思われて帰るだろうと思います。
※でも悔しいから『俺はバーニングマンの上級者の楽しみ方をしてます』って顔(ツラ)はするけどね
それではまたCiao!