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オルカン、S&P500より儲かる投資先の紹介と、必要な勉強

はじめに

オルカン、S&P500より儲かる投資先について書きます。想定読者は、オルカンやS&P500より儲かる投資先を検討している人です。

儲かる投資先の結論は、Fang+、SOX、NASDAQ100などのハイリスクハイリターン型の投資先になります。
但し、それ相応の勉強が必要です。これらの投資先に投資するだけでは不十分で、それ相応の理解や心構えが無いと、下振れた時に売ってしまい、結果的にオルカンやS&P500よりパフォーマンスが劣る結果になりかねません。

この記事の趣旨は、ハイリスクハイリターン型の投資先について深堀していきます。


儲かる投資先の代表例

結論はハイリスクハイリターン型の投資先です。有名なものはFANG+、SOX、NASDAQ100などです。

以下の図はFANG+の過去5年の運用実績です。過去5年平均のリターンは41.45%です。仮り100万円を投資して5年間寝かせると、100万円 x (1.4145)^5=566万円になります。

https://www.nikkei.com/nkd/fund/performance/?fcode=04311181

またSOXやNASDAQ100です。以下の図はニッセイアセットマネジメントの、SOXのページからの拝借です。リターンとリスクのグラフになります。

【過去5年間】 データ期間:2018年12月末~2023年12月末(月次)円ベース
https://www.nam.co.jp/fundinfo/special/indexfund/column/01.html

米大型500がS&P500の事です。NASDAQ100と米大型半導体(=SOX)はS&P500よりリターンが高いです。図を見る限り、米大型半導体(=SOX)の過去5年平均のリターンは38%程度です。

儲かる投資先の代表例、FANG+、SOX、NASDAQ100の簡単な紹介

FANG+

アメリカのIT系で時価総額が高い上位10銘柄、四半期ごとに入れ替えが入る
https://www.daiwa-am.co.jp/special/fang/index.html
https://info.monex.co.jp/fund/guide/ifree-next-fang.html
https://www.daiwa-am.co.jp/special/fang/index.html

SOX

アメリカの半導体で時価総額が高い上位30銘柄、2023年、2024年前半はNvidiaを中心にお祭り状態で株価が高騰したが、2024年後半は調整が入り失速
https://www.nam.co.jp/fundinfo/special/indexfund/column/01.html
https://www.nikkoam.com/fund/detail/645096

NASDAQ100

アメリカのハイテク系を中心とした上位100銘柄
https://www.daiwa-am.co.jp/special/nasdaq100/
https://www.nikkoam.com/sp/tracers/nasdaqgold

儲かる投資先の落とし穴

実績だけ見るとハイパフォーマンスな投資先はありますが、問題なのはリスクです。投資におけるリスクとは、平均からのブレ幅になります。

儲かる投資先の落とし穴は、ずばりリスクが大きい事です。投資におけるリスクとは、平均からのブレ幅になります。例えば、以下の図はニッセイのSOXの2024年の1年間の価格推移です(円ベース)。

https://www.nikkei.com/nkd/fund/chart/?fcode=29314233&type=year

吹き出し部分の価格推移を書き出します。

7/05:21,872円(100%)
8/09:16,785円(77%)
8/16:18,524円(85%)
9/06:16,337円(75%)

具体的に説明しますと、7/5から8/9までの1ヶ月間の続落で23%も下落しましす。8/9から8/16で反転の希望が見えたとしても、また8/16から下落が再開します。そして2024年終わり時点でも、元の価格まで戻っていません。

2024年のSOXは、年間のリターンは32.63%で、S&P500と比べてもとても好調です。しかし価格推移の変化がとても激しかったです。
2024年のSOXは、リスクだけでなく、リターンにも目を向ける必要あるという、格好の例だった様に思います。

補足ですが、2024年の価格の変動は半導体が中心でした。7月以前までは人気の過熱で価格上昇は続いており、価格が高過ぎの状態でした。7月以降に高過ぎる事に対して、調整が入りました。

本当に儲ける為に必要な勉強

必要な事は、2通りあります。1つ目は揺さぶりに負けず持ち続ける事、2つ目は揺さぶりを予測し的確に売買する事です。この2通りは言語化する事が簡単ですが、実行は中々難しいです。2通りそれぞれについて詳細を述べます。

1つ目:ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、業界情報や企業の決算発表などを考慮し、先々の値上がりを予測する手法です。
別の言い方をすると、短期的な値下がりに揺さぶられないメンタルを、勉強により補完する手法です。値下がりが起こればやはり不安になります。その不安に打ち勝つための勉強です。メンタルとの闘いなのでもちろん大変です。

2つ目:テクニカル分析

テクニカル分析とは、過去の値動きより、売買のタイミングを適切に見極め、売買を実行する手法です。
チャートを読む能力が必要なので、それ相応の勉強が必要です。加えて、日々のチャートの変化を追う必要があるので、日々時間を割く必要もあります。こちらももちろん大変です

万人向けにお勧めする投資

やはりオルカンやS&P500への積立投資です。理由は3つです。1つ目は値動きのブレが比較的少なく、ストレスが低い事です。2つ目は放置で良いので、時間や手間が掛からない事です。3つ目はパフォーマンスとしてはオルカンやS&P500で十分だからです。

パフォーマンスについて少し深堀すると、毎月10万円の積立、年間リターン15%、20年の積立てで、資産1.5億円程度貯まります。

参考:私が参考にしている情報源

この記事の想定読者が「オルカンやS&P500より儲かる投資先を検討している人」なので、オルカンやS&P500より儲ける上で、参考になる順で書きます。

1つ目:メルマガ:週刊 Life is beautiful(中島聡さん)

この人はファンダメンタルズ分析タイプです。この人は元々エンジニアで、メルマハが基本は技術的な話題です。たまに投資の話しが出てきて参考にしています。私が参考にしているのは主に値下がりしたタイミングで、自分を勇気づける為です。
この人自体は、2000年頃のITバブル崩壊時に株を手放した経験があり、それ以来どんなに値下がりしても信じた銘柄を持ち続けると決めているそうです。
ちなみに、私は以下のホリエモンが紹介しているYouTube動画からメルマガの存在を知り、その後に2024年1月からのバックナンバーまで読みました
https://youtube.com/shorts/jZsdhl7qhVc?si=ch_WHc3fWPX3HDjU

2つ目:YouTube:🇺🇸米国株の今後、売買ポイント、ダウ理論で分析

この人はテクニカル分析タイプです。多分20代半ばくらいの人で、テクニカル分析について相当勉強したのだろう人です。月額990円のメンバーシッププランに加入するとこ、この人自身の投資手法まで分かるのでとても参考になります。

3つ目:YouTube:脱サラよっちゃんの哀愁ビジネス奮闘記

この人はテクニカル分析タイプです。テクニカル分析は分かり易いのですが、メンバーシッププランが3000円、6000円、12000円と高くて、私は6000円のプランを2ヶ月だけ登録しました

4つ目:YouTube:S&P500最強伝説

この人はファンダメンタルズ分析タイプです。ただファンダメンタルズ分析というより、正直S&P500を愚直に積立てているだけです。
YouTube自体は様々な経済指標の解説もあり面白く、とても勉強になりますです。ただしオルカンやS&P500より儲けるという目的には沿わないです。投資の入門としてはとてもお勧めです。

5つ目:企業:WealthNavi

「長期・積立・分散」投資を愚直に、簡単に行うサービスです。投資の基本に忠実で、とても分かり易く、説明も充実しています。投資をやった事ない人の入り口としては一番お勧めです。
ただしオルカンやS&P500より儲けるという目的には沿わないです。投資の入門としてはとてもお勧めです。

結論

オルカンやS&P500より、儲かる投資先としては、有名な投資先としてはFANG+、SOX、NASDAQ100などがあります。
ただしこれらはハイパフォーマンスだけでなく、ハイリスクも伴います。投資におけるハイリスクは値動きのブレ幅の事です。

これらでハイパフォーマンスを実現するには、それ相応の勉強が必要です。方法は2通りあり、1つ目はファンダメンタルズ分析により、値動きのブレにメンタル的に負けずに、値上がりを信じ続ける事です。2つ目はテクニカル分析により、値動きのブレを読み、適切なタイミングで売買する事です。

それぞれ勉強が必要で、勉強したとしてもメンタルに的にも大変なので、万人にはお勧めはしません。

万人向けにはオルカンやS&P500の積立で十分です。理由は3つです。1つ目は値動きのブレが比較的少なく、ストレスが低い事です。2つ目は放置で良いので、時間や手間が掛からない事です。3つ目はパフォーマンスとしてはオルカンやS&P500で十分だからです。







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