外資系スタートアップの本社(米国)との打ち合わせって実際どれぐらいあるの?(カントリーマネージャー編)
CircleCIというCI/CDソリューション(DevOps)を提供しているサンフランシスコ本社のスタートアップでカントリーマネージャーをやっています。実際どんなことをやっているのか、どれぐらい本社の人たちとどんな打ち合わせしてるのか、疑問を持っている方々も多いと思います。今回は、簡単に1週間のスケジュールがどんな感じなのか紹介します。
まず、「月曜日はパラダイス」です。アメリカはまだ日曜日のため、月曜日の朝はゆっくりできます。自分のことに時間を使ったり、日本のことに集中できるので月曜日は結構好きです。
火曜日〜金曜日は朝からビデオ会議が入ることが多いです。スケジュールを見てみると、毎週4日間で大体6〜8個の会議(30分〜1時間)を本社の人たちと行っています。日本の朝9時がアメリカ西海岸の夕方5時(サマータイム時)のため、日本時間の朝8時〜10時頃に会議が集中します。もっと早い時間でも会議可能ですが、私は朝早くから本社との会議を入れたくないため、早くても8時に設定してます。ちなみに、これらの会議にオフィスから参加しようとするとかなり早く家をでなくてはいけないので、基本的に自宅から参加しています。
会議を効率的に行うために、事前にアジェンダや議論したい内容、会議で意思決定したいことなどを事前に共有しておくことが多いです。また、議論する内容を事前にメールやチャットなどで1、2回会議前にコミュニケーションしておくと会議がスムーズに、短時間で終わる傾向があります。
事前に設定されていないコミュニケーション、特にチャット(Slackを使ってます)は現地の夕方5時以降は返信が少ない(次の日になる)傾向にあるので、何度かやりとりをしたい場合は朝8〜9時頃にするようにしています。東海岸にいるメンバーとのやりとりは日本朝8時で現地夕方7時なので、日本の夜のうちにSlackをしておいて、朝起きたときにできればSlackで返信する、などとすると何度かやり取りできる可能性が高いです。メールは夜までに送信しておけば朝までに返ってきていることが多いです。最近はGoogle Docsなどで相手をメンションしてコメントすることで時差がある中でコラボレーションして作業することも簡単になってきているように感じます。
朝が大体埋まってしまうスケジュールなので、あまり深酒をしなくなるというメリットもあります(笑)