外資系スタートアップの日本法人ってどのぐらい英語使うの?

GWなのでもう1本ぐらい書こうと思います。

前回のブログで、外資IT系 ”大” 企業の営業職などでは英語はあまり使わないと書きましたが、スタートアップの日本法人だと実際どうなのか?簡単にお伝えしたいと思います。

「It depends!」(場合による、会社による、役割による)というのが本当のところですが、少なくとも数十人規模まではそれなりに英語力が必要で、それ以降はその企業が入社時(オンボーディング)トレーニングや必要な資料、日々のコミュニケーションを英語メインでやるのか(オンボーディングトレーニングは本社に行くのか)、ローカル(日本語)の資料や情報をまとめていくのか、などによります。

では、現在日本で10名程度(絶賛採用中、興味あったら連絡下さい。)の弊社(CircleCI)ではどうか。

どの職種でも、新たな製品情報や日々のメール・会議(日本人だけの場合を除く(日本だけではない))、週次の全社ミーティングなど英語で行われますので、それが理解できないと、パフォーマンスに影響が出てきます。スタートアップでは日々色んなことが変わるため、理解できないと取り残される可能性があります。営業でも、英語の提案資料を日本語化して日本の企業へ提案したり、社内で利用しているツールの利用方法を聞いて理解したりすることが求められます。ただ、あくまで社内の同僚なので、「英語ネイティブの人へ営業の電話をする」とは違って、たどたどしくても向こうが言っていることが理解できて、伝えたいことが伝えられればまずはOKです。

情報のやり取りは、基本的には↓の4つがあります。

 1) 非同期で読む(メールやチャット、共有ドキュメント)
 2) 非同期で書く(メールやチャット、共有ドキュメント)
 3) 非同期で聞く(録画された全社会議など)
 4) 同期で話す(対面、電話、ビデオ会議など)

難易度も1→4で上がっていきます。3まではかろうじてできても、4は厳しいという人は多いんじゃないでしょうか?そんな方でも、3までがこなせて、会話はかろうじてできる(聞き返しながら聞けば理解できて、言い回しなどは別にして伝えることはできる)というレベルであれば、この様な環境で働いている人はそれなりにいます。ただ、会社によっては、かなりの英語力がないと採用しない、という方針を持っていることもあるのでその場合は面接で断られると思います。

今までは、どうにか採用されて仕事をするには、というスタンスでしたが、外資系スタートアップの日本法人にはたくさんのチャンスが転がっています。自ら手を上げて実行していけばどんどんチャレンジしていけることが多いです。ただ、会話がかろうじてできるレベルだとGlobalのイニシアチブを立ち上げてリードしていく、などは難しいので、やれることは国内に限られてしまい、自分の可能性を縮めてしまいます。逆に、採用されて働くことができれば、働きながら英語を伸ばしていって、最終的には、英語で海外で働いている人たちと同等にキャリアを積んでいくチャンスがある、ということも言えます。

今、CircleCIで英語を頑張っているメンバーもいますが、これまでにもサポートエンジニアで採用されて製品開発エンジニアへ移ったメンバーがいたりと、チャレンジしたければチャンスはいくらでもあるというのが外資系スタートアップの日本法人のいいところだと思います。

なお、CircleCIでも日本で採用を加速していて、現在、SRE、プロダクトエンジニア(フロント、バックエンド)、マーケ、プリセールス、営業(AE)、営業(CSM)、営業(SDR)などなどたくさん募集してますので、↓から気軽に申し込んでくださいねー。


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