屋久島犬シノ、モンキードッグとして活躍中
文・写真佐茂規彦
篠山にやって来た屋久島犬シノ屋久島犬の「シノ」(約7歳・メス)は、屋久島から遠く離れた兵庫県|篠山市(当時、2019年5月より「丹波篠山市」)でサルを追い払うモンキードッグとして地域に貢献している。飼い主の清野未恵子さんはサルによる獣害対策の第一人者であり、神戸大学で教鞭を執りながら篠山市の獣害対策に携わっている。
屋久島犬との出会いは、島でヤクシマザルの調査研究をしていた学生時代までさかのぼり、現地で出会った屋久島犬の愛好家からシノを譲り受けた。