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無職になって手に入れた技

無職になって手に入れた技があります。
(今回ではなく前回の無職のとき)

ダーニングです。
イギリスの伝統的な補修方法です。

歩くのが好きなので、時間に余裕があれば歩いて移動します。
(天候や季節にもよりますが、片道1時間30分くらいまで)

五本指ソックスが歩きやすいと感じているので愛用しています👣
お値段はお高めです!
擦れてきて穴が開いてしまったとき、
どうにか繕えないかと思っていたところ見つけたのがダーニングです。

作品の写真を眺めているだけでも楽しい♪

時間はたくさんあったので、本を買って見ながらやってみました。
最初はガチャガチャのカプセルと手持ちの糸を使ってみたけれど、
やりづらかったので基本のアイテムを揃えました。
新しい五本指ソックスを買ったほうが早かったのでしょうが、
ちょっとした工作や裁縫は好きなので楽しみながらやっています😊

お直しして使い倒せば、心置きなく手放せると考えていたのですが、
直すごとに愛着がわいてなかなかお別れできずにいます。
「次に直したら」「今度こそ」「いや、まだいける」とずるずる。

湯葉のようになった薄手のインナー(長袖の肌着)も手放せません。
スッケスケです。
(寝間着なので問題ないですが、災害時に避難できそうにないので要検討)
残念ながら、レースの透け感のようなセクシーさは演出できません。

生前の祖父母が新品のストックがあるにもかかわらず、
クタクタよれよれボロボロの肌着を好んでずっと着ていた気持ち
わかるようになりました。
自分の肌にしっくりくる慣れ親しんだモノがいいのです。

ちまたにはあふれんばかりの商品が所狭しと並んでいるけれど、
長年連れ添いたいと思えるモノにはそうそう出会えません。
物価上昇してるし、お気に入りとはなるべく長く付き合いたい。

逆に、しっくりこなくなったモノや人間関係とは容赦なくおさらばです。
お互い変化しているので仕方ないです。
そういうものです。
無理して維持しようとするほうが不自然で不健全です。
(愛着と執着を見極めないとややこしいことになります)
『しっくり』に出会えません。

なかなか会えないのは、
つまらない人付き合いや余計なしがらみが妨げになっているのでは?
わたしのしっくりさん、何やってんだよっ!

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