僕は字が汚い
汚字
僕は子供の頃から字が汚い。
でも、文房具が大好きで伊東屋さんやハンズさんの文房具売り場に何時間でもいられるし、伊東屋さんでパイロットさんと伊東屋さんがコラボしたオリジナル万年筆やボールペンも購入した。キャップの部分にイニシャルを入れて下さるサービスもあるので、かなり高額の商品でも嬉しくてつい買ってしまう。
僕が今持っている万年筆は5本、ボールペンは高いものから安いものまでいっぱい持っている(笑)。
大学生の頃は万年筆を細字、中字、太字と使い分けていた。
しかし今、僕が直筆でお手紙を書いたり、宛名を書いたりすることは0。
パソコンで住所や名前を印刷し、それを糊で貼る。
自分の住所や名前に至ってはスタンプだ。
なぜかと言うと汚字だからだ。
汚字脱却作戦
中学まで書道教室に通い、初段を取った。
でも、汚字は直らずミミズが這いずったようなヘナヘナな文字になってしまう。
頭で考えたことが手に伝達されるまでの速さが追いついていない。
しかも自分の字が汚いことをコンプレックスに感じているので、文字を書く作業を早く終わらせたい。
筆圧が弱い。
ね、汚くなる要素があるでしょ?(笑)。
僕はパソコンのブラインドタッチができないと言うのもあり、キーボードを打つときもやはり頭で考えたことが指に伝達される速さが追いつかず、ミスタイプが多い。
自分のパソコンなら大体感覚的に場所が分かるから打ちやすいんだけど、バイト先のキーボードとかキーボード自体が変わると全然ダメ。
しかも、パソコンやスマホで文字を打っちゃうから、昔に比べると益々汚字になっていくし、漢字が書けない。漢字を忘れてしまっている。
パソコンやスマホを使っているせいで完全にバカになっている。
そこで僕は考えた。
大学の時、論文は万年筆で提出するのが当たり前だった時の苦悩を思い出し、嫌〜んな気分になるけど、万年筆と鉛筆でもう一度文字を書く練習をしようと思った。
眠っていた万年筆を引っ張り出してきて、先ずは分解して、ぬるま湯で洗浄するところから始めた。
ブルーのインクが納豆が入っていた発泡スチロールの四角いパックに美しい波紋を広げた。何度かお湯を取り替えインクが全部溶け切ったところで乾燥させる。
そこからスタートだ。
練習用の本も買ってきた。先ずは線をなぞるところから始めるらしい。
直接本に書いちゃうと復習できないからと、プリンターでスキャンしてプリントしたものをなぞるところから始めた。
全然ダメ…。
しかも、論文を大量にプリントした為、コピー用紙が無くなりコピーすらできない。
四面楚歌だ。
コピー用紙は明日Amazonから来る。
プリンターのインクも増量タイプなのでまだある。
あとは昔の勘を取り戻すだけ!
直筆でお手紙や宛名を書きたい。
小学生1年生並の汚字を何とかしたい。
バイトでは文字は書かないので安心しているんだけど、この先どうなるかわからない。
とにかく今は僕の字を読める人が欲しい(笑)。
頑張る!