
シネマノヴェチェントさんでの『さらばあぶない刑事』

去る2月16日、座席数28席の小さな映画館シネマノヴェチェントさんで、『さらばあぶない刑事』が上映されました。
上映会、上映会+懇親会のチケットは早々に完売。
プラチナチケットとなりました。
シネマノベチェントさんは家からバスで15分程のところにあります。
以前にも長野からゴジラ観にきた方をご案内したことがあり、土地勘はありました。
しかし、中に入ったのは初めて。
小さなスクリーンと立派な音響。狭いながらも座り心地の良い椅子。
ミニシアターだと言うことを忘れました。
何度も観た『さらばあぶない刑事』、ホントに最後だと思っていたので、感慨も一入でした。
それがまさか去年『帰ってきたあぶない刑事』でスクリーンでまた観られるなんて…。
9年前には予想だにしなかったですよ💧
上映会が終わり、『さらばあぶない刑事』の脚本を手がけられた柏原寛司先生と山路瞳ちゃん役の長谷部香苗さんのトークショーがありました。
お二人とも、さらば〜で終わると思っていらしたらしく、帰ってきた〜があるとは思っていらっしゃらなかったご様子。
びっくりですよね?(笑)
さらば〜は泣く芝居に目覚めた舘選手(柏原先生は舘ひろしさん、柴田恭兵さんを〜選手とお呼びになられます)に合わせて台本をお書きになられたとのこと。
夏海は最初から死ぬ設定でした。
敵役のBOBは柏原先生が1人自費でロスへ行き1番ヤバいギャング団を探してこられたそう。
リアルな話しだったんですね。
瞳ちゃんは3日の撮影でクランクアップ。
「これが最後だと思っていたら、帰ってきたからおどろいた」と仰っていらっしゃいました。
舘さん、恭サマ、仲村さん、浅野さんが集まれば、あぶ刑事なんですって。
仲村さんと長谷部さんはセットですから、町田課長が出てきたら瞳ちゃんも出てくる!(笑)
ずっとおキレイですよねー。
あまり言えない裏話をされて(笑)、質疑応答。
僕は『西部警察PART-II』#16「追撃」で、鳩村と沖田がコイントスをするシーンがあり、そのコイントスはタカとユージがやってた光景を思い出したので、柏原先生に先生のアイデアですか?とお訊きしました。
そうしたら、先生のアイデアでタカとユージの原型だと仰ったのです!
なんと!西部警察から受け継がれていたとは!!
やっぱりかーと納得。
疑問は晴れました。
トークショーの後はサイン会。
僕はあぶ刑事20thの記念本と30th記念本に其々柏原先生と長谷部さんにサインを頂きました。




実は柏原先生にお会いしたのは京急百貨店のイベント、神保町の書泉グランデでのトークショーと今回で3回目、長谷部さんには京急百貨店のイベントとフィルムコンサートと放送ライブラリーでのトークイベントと3回目でした。
少しお話しもできて、サイン会の後には写真撮影の時間もありました。

さて、お待ちかね、懇親会の時間です💕
懇親会が始まる前に柏原先生がタカとユージのフィギュアとトミカのお土産をじゃんけんで勝った人にプレゼントして下さるイベントが!
僕はタカのフィギュアに最後まで残ったのに惜しくも敗れGETできず。
でもトミカは見事に買って頂きました。




飲食スペースに熱々のおでんが並び、好きなドリンクを頼みます。
其々のテーブルをゲストの方が時間を区切り回ってお話しをして下さるシステムになっていました。
僕が座っていたテーブルに1番最初にいらっしゃったのは長谷部さん。
面白かったエピソードはベンガルさんが、「僕の血にはインドの血が1/4混じっていてね、学校の給食のときにカレーが出ると複雑な気持ちになったんだよ」と真面目な顔と神妙なトーンで話されたこと。
長谷部さんはずっと信じていたそうです💦
(僕の亡父は実はベンガルさんそっくり…)
どこまで本当で、どこからが嘘だかわからない話しをされるそうです。
アドリブ合戦が始まったら、瞳ちゃんがフレームアウトすることも度々💦
笑わなかったのは課長の中条さんだけだったとか。
瞳ちゃんがユージにほのかな恋心を持っている設定が少しあったそうですが、途中でなくなったとか。
次のゲストは柏原先生のお弟子さんで、脚本家の阪上有紀子さん。
あぶ刑事ファン同士という感じで話しが盛り上がりました。
フィルムコンサート限定で販売されたTシャツ、欲しかったけどスタッフだったため買えなかったことを悔やんでいらっしゃいました。
ちなみに僕のシリアル番号は103番。
そのTシャツを着ていらした方は僕とXのフォロワーさん同士になりました。
僕が映画観てマセラティのクワトロポルテを買いに行き、東京住みだったのをあぶ刑事が好き過ぎて横浜のロケ地のど真ん中にマンションを勝った話しをしたら、喜んで下さりました。
あとはオフレコの話しだったので公表できません。ごめんなさい🙇♂️
最後は真打登場。柏原先生!
『あぶない探偵』を柏原先生のホンで、一倉監督で映画化して下さい!とみんなでお願い。
しかし、先生は「大川(大川俊道さん)に言って」の一点張り。
でも、構想はおありのよう。
タカには女性がくっつくけど、ユージにはつかないのは何故かと言うと、「女性ファンの嫉妬がすごいから」だそうです。
確かにタカファンより、男女共にユージファンの方が多かったです。
舘選手のおかげでニュージーランドにタダで行けて、ホテル代も食事代もタダだったとか。
舘選手はグアムの大使もしているって仰っていました。
書けない話しばかりで申し訳ないですが、秘話が飛び出る飛び出る(笑)。
貴重なお話しを聴けた、とても楽しい懇親会でした。
素敵な時間を提供して下さったシネマノヴェチェントの支配人様、スタッフ様ありがとうございました。
柏原寛司先生、長谷部香苗さん、阪上有紀子さん、ありがとうございました。
また、どこかでお会いできればと思います。