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手の込んだ食事をおいしいと思わない理由

こんばんは!

ケミオです。


本日2投稿目です。

律儀にほぼ1日1投稿を続けていましたが、気がづいたことがあればこんな日があってもいいだろうと思い、投稿することにしました。


ただ、これから書くことについては、非難をしたくなる人がいるかもしれません。

特に、お母さんの立場にいる方たち。

ですが、嘘偽りのない私の考えることとして、記しておきたいと思います。


それは、母の作る食事のことです。

私の母は、特に夕飯、かなり手の込んだ食事を作ってくれます。


高級レストランのようだとまではもちろん言えませんが、それでも料理が苦手な人が客人に提供するために、頑張って作りましたというくらいのクオリティのものは、毎日出てきます。

恥ずかしながら、しかしやむを得ず実家にいる私ですが、このことを思うととても恵まれていて、幸せで、この上なく母に感謝しなければいけないのは明らかです。


しかし恵まれているのも、「食事の部分だけを切り取れば」です。


「満足に食べられるならそれでいいじゃないか」と言われそうですが、この話がそんなに単純ではないのは、「母の承認欲を滅茶苦茶感じる」ところにあります。


母は料理に自信を持っており、実際にその通りなんだと思います。

またそのこと自体は、私も認めてあげたいところです。


しかし、その手の込んだ料理の裏には、「ねぇ、私って料理上手でしょ」や「私ってお母さんちゃんとやっているでしょ」のような母の承認欲が、猛烈に見られるんです。

「これは見た目がうまくできなかった」とか「この魚が今一つだったから」みたいなことを、食べる前に言ってくる。

家で出る食事の見た目をそこまで気にしませんし、そんなにいい魚でなくたって、家で食べるものなら私は満足です。


母のこうしたところは、子どもの頃から変わっていません。

しかしそれでも、このこと自体がさして問題とは思いません。

私も結婚生活を送っていた頃は、この母ほどではないにせよ、自分の作った食事が元妻にとってどうかなと思うことはありました。


今日の話の本当に苦い部分は、ここからです。

母は、自分が好きで得意な料理のことについては承認欲丸出しなのに対し、子どもや夫(私の父)については、まるで承認しようとしないのです。


一緒に食事をしていれば、普通は何かしらの会話が出ます。

その中で出る、興味や得意なことがまるで異なる私や父の話について、母は全く理解しようとしません。

興味の無いのが丸出しのコメントをするか、あるいは愚痴や文句を言うことも珍しくない。


みんな大人ですから、そもそもそんなに承認ばかり求めるのも違いますが、母の場合は自分だけそんなに欲丸出しのくせに、です。

食事中の会話は、さながら料理の承認会のようになってしまいます。


そんな状況で食べる食事を、私は正直に言って、美味しいとは思わないんです。

そもそも、私の場合はここがアダルトチルドレン的ですが、家の食事中は自分で自由に味を感じないよう、心をブロックしてしまっています。

だから母の食事について、思うことも感想も何もありません。

コメントもしません。

というか出ないので、話もほとんどしなくなりました。


自分の作った食事や、外食で食べるものの方がはるかに美味しいのが本音です。

もちろん、そんなことは言わないですが。


それでも実家にいる以上、このことはやむを得ないことは自覚しています。

なので話の結論も特にないのですが、アダルトチルドレンを克服する上での参考になる自分の心の動きとして、記しておこうと思った次第です。


お付き合いいただき、どうもありがとうございました!



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