冬の立山連峰を望もう🏔️
さて記念すべき最初の旅投稿は地元・富山の絶景!
県外の方から見て富山と言えば何が思い付くだろう。寒ブリ、ホタルイカ、五箇山といくつかあるだろうが、その中でも私が富山で1番好きなものは立山連峰だ。
特に冬場、白銀の雪を纏った際の美しさは別格だ。日本といえば富士山が出てくるだろうが、多くの山々が連なった姿の立山はそれとはまた違った良さがある。
そしてその立山を見るとなった時、ベストな場所はどこか。最も有名なのは高岡市にある雨晴海岸だろう。近年は国内外からも観光客が増えているそうだ。他には射水市の海王丸パークや新湊大橋、富山市の呉羽山展望台などなど...
だけど今回私が訪れたのはまた別の場所、地元富山の人でも行ったことのある人は少ないかもしれない。
そこは中新川郡上市町にある「伊折橋(いおり)」だ。
この橋は立山連峰の一部、剱岳から流れる早月川に架かっている。余談だが早月川の河口付近は春頃、ホタルイカ漁で賑わうそうだ。
橋に行くまでは富山市から車で1時間弱、途中急勾配で狭い山道を通らないと行けないから注意が必要だ。
ある程度橋に近づいてくると、また平坦で広めの道に戻ってくる。冬場でも融雪はされているから安心だ。
早月川が見えてきてから10分ほど、ようやく橋に辿り着いた。小さめの駐車場が端のすぐそばにある。
真っ白な雪が積もった地面に、青く透き通った早月川、そして他の場所で見るより圧倒的に近く雄大な立山。その光景には圧巻される。
街から離れた山奥のこの場所は、とにかく空気が澄んでいて綺麗だ。富山は晴れが少ない上に晴れてでガスがかかっている日が多い。でもこの場所は街がそんな日でも豊かな自然のおかげで美しい山々が見られる。
そういえば数年前に一度、夜にここを訪れたことがある。月明かりにうっすらと見える立山と満天の星空の組み合わせも最高な絶景だった。
そんな空気の澄んだここだが、中でも早月川からまっすぐ先にある「剱岳」が魅力的だ。
標高2999mの剱岳は、日本屈指の登山難易度を誇る山だ。20世紀になりようやく初登頂され、世界の山々に挑戦する登山家もこの山で練習することがあるそうな。
この「剱岳」の名前の由来は、「剣のように鋭い岩峰」からきている。
その凛々しく鋭い姿は名前の由来そのものだ。多くの人が魅了されるのも理解できる。
それにしても崖のようなこの山を登る人間という生き物は、やはり偉大だし良い意味で狂ってる。
立山連峰について熱く語ったが、日本全国色々探してもこれほど美しい山は中々にないと思う。
雨晴海岸や新湊大橋といった定番の場所も良いが、機会があったら是非一足伸ばして伊折橋からも見て欲しい。
富山に来たことない方へ。
富山は海も山もあり本当に自然が豊かで美しく、それらが育んだ食材の美味しさも抜群だ。正直パッとしないかもしれないが、いつか来てほしい。損はないはずだ。
さて初めての旅投稿、この場所の魅力がうまく伝わっていると嬉しい。
次回は友人と訪れた彼の地元、長野市・松本市の投稿をしようと思う。ぜひお楽しみに🐾