無糖飲料が大ブレーク！次にヒットする無糖食品は何？

2020年、無糖飲料の市場規模が117.8億元（1767億円）になりました。元気森林をはじめとし「零糖」、「零カロリー」を標記した飲料が各市場にどんどん出現しています。

※元気森林とは2016年に中国で創業された中国の飲料ブランドである。人々の健康への意識が高まっている中元気森林は、無糖飲料・スパークリングサイダーを販売し人気を集めた。

データによると、保健食品の消費年齢層が徐々に若年化しています。2019年、保健食品購買の1/4を90後（1990年生まれ以降）が占めており、ツバメの巣などがもう既に購買リストに入っています。

病気、肥満などに焦りを感じた若者たちは、運動を始める以外には、健康食品にも注目し始めてます。

RED（小紅書）で「無糖」を検索すると、45万以上の関連記事が出てきます。「糖質は皮膚老化、虫歯、肥満などの原因」ということが既に認識されており、糖質制限は最も流行りな生活スタイルになってます。

各ブランドがこの波に乗り、無糖食品が多く出現し続けており、炭酸飲料、ヨーグルト、ブラックチョコなどが次々とヒットしています。

以上の品目以外、どんな無糖食品が次にヒットするか？可能性のあるカテゴリーをいくつか挙げてみます。

1.無糖ベーキング
ケーキやパンは消費者に人気ですが、高い炭水化物と糖質に消費者が拒否感を持っている為、無糖ベーキングには今後チャンスがあるのではないでしょうか。

2.無糖ソース
料理と調味用ソース（トマトソース、スパゲッティソースなど）には意外と糖質が多く含まれてます。コロナの影響で在宅料理の需要が増え、「健康的なソース」という市場も期待できるのではないでしょうか。

今、消費者の健康意識が向上し、糖質制限の重要性に注目が集まっています。無糖食品の巨大市場に向けて、ブランドがやるべきことは消費需要を細分化し、独特なブランド理念と高品質商品を提供することだと言えます。

こうすることで、第二の元気森林となることも遠くないでしょう。

ライター：靳鴻雁（ジン・ホンヤェン）
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