中国はコロナはもう無い?実際のところをお伝えします
東京オリンピック開幕しましたね!上海KEMBOの中原です。
noteの投稿が100回目になります!去年より弊社スタッフ数名で書いておりますが
継続は力なり!でここまで継続できたこと嬉しく思います。これからも現地の有益な生情報をお伝えできるようにがんばります!
海外に住みながら、日本の状況を眺めていると何度も緊急事態宣言があったりして大丈夫かな?と心配しているが、逆に中国の状況は日本でもほぼ報道されず、実際のところを私のほうからお伝えしたい。
中国は海外からの流入感染者以外は、ほぼ国内感染はおさえられていて
ほぼ通常の生活が出来ている。
出典:ロイター https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/china/
具体的に各場面でどんな状況かお伝えしたい。
公共交通機関
地下鉄やタクシーはマスクは必須だけど、タクシーはしてない人(ドライバー、客共に)もチラほら。
会社
弊社社員(IT系広告会社)はマスクはほぼ誰もしていない。
他社との打ち合わせは、普通にあり。(マナーとしてマスクはする場合も多い)
ただ前よりはオンラインでのMTGは増えたがそれはコロナとは関係なくそのほうが効率が良いと皆が気づいたからだと思う。
飲食店
以前は入り口で消毒やアプリの健康コードの提示を求められたが、現在は無し。
通常営業で、お客さんもかなり戻っている印象。
でも、個人的には飲み行く回数は減ったし、100%客が戻ったかと言えばそうではないと思う。
娯楽施設
海外に行けないのでむしろ混んでる場所も。ファミリーで行ける施設等は結構混雑してる。
旅行
海外へ行けないので、国内有名観光地は混んでる。中国のハワイと言われる海南島はかなりの人手。海南島には免税店も出来た。ホテルも週末や連休は値上がり傾向。
ワクチン
3月以降一般の人も打てるようになったが、感染者が既に少ないことから危機感もなく打つ人が少ない。
最近は政府の積極的な推奨活動により徐々に増えてきている印象。(6月10日現在1回目44%、2回完了14%)
外国人も予約無しで打てる場所も出てきたこともあり私も6月に2回目摂取を終えた。上海在住の日本人は、出張も多いのでワクチンパスポート的に打ってる人は多い
去年の5月くらいから徐々に緩和してきた感はあるが、実際のところこのような状況は既に1年前から同じで安心感から更に開放的になっているという印象である。
ここまでおさえられている理由を客観的に考えてみた。
1)スマートフォンの位置情報による徹底的な管理
もし感染者が出た場合、携帯キャリアからの情報により近くにいた人全員に確認が入り濃厚接触者の場合は、PCR検査と隔離を強制される。また、その周辺エリアは一定期間ロックダウンされる。1月に弊社周辺で久々に感染者が出たときは、その周辺2ブロックくらいまでは2週間程ロックダウンされた。
2)健康アプリの活用
キャリアからの位置情報を政府が統一管理し、そのデータから安全かどうかをアプリで確認できる。これにより、公共エリアへ入る際に、そのコードを見せることにより安全チェックが可能。現在は、ワクチン摂取の予約やその状況も確認できるので、更に安全かどうかを統一管理している。
3)海外からの流入、検疫が徹底している。
空港での全員のPCR検査はもちろんのこと、ビザの制限、その後の隔離ホテルでの強制隔離が2週間〜3週間の義務化。
個人情報とか人権とかの理由で日本ではここまで出来ないのだろうが、データは一般に漏れることが無いようになっていれば私個人的にはここまでの管理は必要だと思う。おかげで、中国は早く経済回復したし、普通に生活できている。
このように、中国でのビジネス環境は問題なく動いているので
日本の悲観的な感覚に影響されずにどんどんビジネスを進めていって欲しい。
そのための支援は私や弊社の優秀なメンバー行います!
ライター:中原賢一
KEMBO(上海賢房信息技術有限公司)CEO 董事長 総経理
2000年、ソフトハウス、ITコンサルティング会社でシステムエンジニア。
2003年より中国往来開始、上海でのWEB系システム開発のPMを歴任。
2008年、上海にKEMBO社設立、中国の日系企業を中心にWEBマーケティング、プロモーションを多数実施、現在はデジタルマーケティングコンサルタントとして、クライアントと寄り添い新ブランドの戦略立案から制作・運用までデジタルマーケティング全般をお手伝いする。また、データ分析、AIは再度エンジニアレベルから研究中。日本ディープラーニング協会E資格保持者。
趣味は空手。2児の父。
お問い合わせ:info@kembo-net.com
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