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投稿作品「いつの間にか」に対し、朝日新聞HPの『あさひのてらす詩のてらす』[8月分の投稿作品より]より、講評を頂けましたので、お知らせ。

朝日出版社ウェブマガジン
あさひてらすの詩のてらす | あさひてらす (asahipress.com)

第55回 2024.10.31
遠花火に映る10篇の詩(24年10月)

第55回 2024.10.31
「いつの間にか」 (2024-08-30投稿の詩) 

投稿作品内容 「いつの間にか」 草笛螢夢作

誤魔化されないぞぉと
聞き覚えのない
流行言葉とすり替えられてた

人口増加という言葉が
人口交流に代わってた

見向きもしていなかった人達へ
みんな取り残さない社会と云い始めた

病気じゃないかと
聞いて離れて言っていた人達が
病名がついた途端 優しくなった

なんだか いつの間にか
摩り替されていないか
暗黙の安心を得たいため

【講評のコメント】
千石英世[先生]より
 上品で遠慮がちな風刺ですが、こういう風潮、遠慮なくがーーーっと、風刺してやってください、とついついおもってしまいます。多少下品にわたることがあっても風刺というのは読者を元気づける力がありますから、元気づけてください。

平石貴樹[先生]より
 「すり替え」はたしかによく目にしますね。

渡辺信二[先生]より
 この世に溢れる不条理に、詩人は、どう対処すべきなのだろうかと問えば、まずは、不条理を言語化することなのでしょう。

頂いた講評に対し、私が感じたこと
 
大変うれしい講評を頂けました。正直一般的に、世の中に一石を投じたいという思いが空回りしないか心配していました。より精進してまいりたいと思います。

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