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けりーはなにしている人なのよ?と思っている人へ
シンガポールでキラキラしない生活を送るけりーです。
https://twitter.com/kellyangyang/status/1764517609959981266
専業主婦→内職→パート→正社員→副業→自営とやってきて結構どうやったのかを聞かれます。ここら辺について知りたい人いたらまとめようかと思っているのですがここ詳しく知りたいとかありますか?今は結構起業や独立の情報はネットにも沢山落ちているので今更感があるのですが。あればコメント下さい
— けりー (@kellyangyang) March 4, 2024
今日、このようなツイートをした所、地味にいいねやブックマークをしてくださる方が多かったので改めて今までのキャリアを振り返って書いてみることにしました。
けりーって誰よ?
その前に、そもそもあなた誰よ?という感じだと思うので職歴も含めて、自分について書きたいと思います。
正直キャリアなどに関しては、実際の社名などがないとあまり意味がないと思うので敢えて書くことにします。
というのは、たとえば「コンサル」と言っても人によって想像するところはだいぶ違いますよね。実際の社名を見ないと、その意味するところは大きく違うでしょう。
その違いを利用してブランディングするということもインターネットでは日常茶飯事なので、きちんと社名を書いた方が分かりやすいし誠実かなと。
読んでくださる方にとっても判断しやすいのではないかと思っているので以下を書きます。
自分についてざっくりまとめるとこのような感じです。
1981年生まれで42歳。20歳、18歳、6歳、4歳のの子供のいるひとり親。
小学生時代を5年間イギリスで過ごした帰国子女で、その後日本に戻り、杉並区の公立中学に編入し、高校受験のタイミングで帰国子女向けの英語取り出し授業のために渋谷教育学園幕張高校に入学。
私大文系で法律学科以外で一番偏差値が高いという理由で慶應義塾大学の法学部政治学科に入学するも大学3年の2月に妊娠が発覚。
大学4年時は後期一度も行かず秋に出産して卒業。卒業後は当時のパートナーの希望で3年間専業主婦をしたあと時給900円の契約社員として翻訳会社で仕事をスタート。
3年たち転職できるタイミングになり、7年越しの思いをかなえる形でEC関連ベンチャーのオイシックスに入社。
5年間仕事に全振りしたあと、レッドブルジャパンに転職し1年間過ごすも、ひょんなことから外資系コンサルティング会社のアクセンチュアへ。戦略本部の小売消費財をあ扱うグループに所属。在籍中に3人目と4人目を出産。
臨月前のタイミングでうっすら育休後はコンサルティングには戻れないのでは?という不安があったため、副業を開始。翻訳をはじめ、産前産後と狂ったように翻訳をして産後3ヶ月の時にはアクセンチュアの月給以上を稼いでいました。
その後、育休後にアクセンチュアのシンガポールオフィスに復帰。ゆるく副業を続けました。色々あり日本に戻るもシンガポールに戻りたく、2022年にシンガポールへ。
今は日系企業の海外進出支援、ベンチャーキャピタルの中の担当者としての仕事をしています。
アクセンチュアには中途採用コンサルティング業界未経験で入社しているのですが、その後めぐりめぐって今でもコンサルティングと言われる領域で仕事をしています。入社時はコンサルティング会社なんてマッキンゼーくらいしか知らなかったのですが、人生はなにがあるか分かりませんね。
コンサルティングの自分なりの定義
コンサルティングの定義は人それぞれですが、課題に対して解決策を提示することだと思っています。なので、課題を特定し、仮説をたて、解決策を考え、それを実行し、課題を解決する、という所までがコンサルティングのフルセット。
私は、この課題を見つけて解決策を考える、という事が好きなので今でもコンサルティングをしているのだと思います。実際コンサルティング会社にいる人の多くが同じようにここに面白さを見出しているのでは。自分もですが、多くの人は考えることが好き。
起業をしたという意識はないが、今の働き方が好き
完全に独立してから2年ちょっとですが、正直自分が「起業」するとは全く思っていませんでした。両親含めてまわりは会社員で、昔から大学を出て、会社に勤めてお給料をもらうことが大人になることだと思っておりそれがあたり前だと思っていました。というより、それしか知りませんでした。
そんな私ですが、今ではこの働き方以外考えられません。会社員にはもう戻ることはないと思っています。
起業というとなにかものすごいアイディアと技術をもってプロダクトを作りそれを世の中に出していくか、インスタグラムやTwitterなどのSNSを駆使するようなSNS起業のイメージが自分の中では強いので、なんとなく「起業」という言葉を使ってきませんでした。では自分のやってきた事も世の中では「起業」という部類に入るようなので、ここではあえて起業と書きます。
ただ正直、自分ではあまりしっくりこないので、普段は「会社をやっています」と言っています。
今回は、私なりの起業について全くもってキラキラしない話をしていこうと思います。
なぜキャリアについて書こうと思ったのか
キャリアは人それぞれでスタート地点も、通過地点も全員違います。似ているように見えても実は全く違う。完全なトレースは無理です。
自分はもともと大学3年時に予定していない妊娠をして、大学卒業後3年間専業主婦をするというところからキャリアをスタートしています。
2004年の当時は大学を卒業したら有名企業に就職するのが王道で自分のまわりもそれのみ、当然自分もそれを目指していたのですが、全くそこから道を外れてしまったため、ずっとキャリアで悩んで悩んで苦しい思いをしてきました。
特に専業主婦からオイシックスに入るまでは本当にキャリアについて悩んでなかなかつらい日々でした。
ただ、その頃はインターネットといってもBBSやフォーラムくらいで、あまり情報もない時代かったので情報のなさも苦しさの一因でした。
参考にできる人が全然いない。
その時に今の自分みたいな一般的ではないルートでキャリアを積み重ねた人のことを知っていたら、もうちょっと違ったのではないかと思っています。
なので、こんな変な人でも楽しく働いていけるんだ、と思って読んでもらえればと思います。
久々仕事用写真をアップデートしました。大学3年で妊娠してからずっと働く事やキャリアについて模索し続けてきたのですが、ある程度落ち着いてきたので自分の経験をシェアして誰かの役に立てればと思っています。近々実名垢に転生します! pic.twitter.com/LlJJwvzJY8
— けりー (@kellyangyang) November 8, 2023
最後にお願い
Xをはじめた当時にざっくりキャリアについてプロフィール文に入れていたらスクショされて「経歴からしてお腹いっぱい」などと言われたり、わざわざnote経由で死ねとかおまえ頭悪いんだから黙れなどのメッセージを送られたのですが、自分なりに一生懸命にやっているので、できたらそういうことはやめていただきたいですよね。
私は、基本的にみんなそれぞれ人生をがんばって生きていると思っています。
がんばることを他人に強要するのは違うとは思うのですが、自分ががんばってきたことは誇りに思っていいというのが私の強くもっている思いです。
日本は謙遜しがちでそれが美徳とされるけれど、がんばったことは自信をもってもいいのではないかと。
生きているだけで偉いし、みんながんばっている!
長くなりましたが、今の形の働き方に至るまでに色々ありすぎたので、まずは誰だよ?という所から。少しずつ書いていければと思います。
誰か必要な人に届きますように。
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