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私の子育てについての反省文
過去の文章をひっぱり出してきた
以前、質問箱をやっていたのですが、途中からエロ漫画の広告がかなり大きく載るようになり気分が悪くなったため使わないようになり、さらにTwitterのAPI改変でログインできなくなってしまいました。
でも以前いただいた質問の回答に私の子育てのコアが詰まっており、いつかあの文章をもう一度取り出したいと思っていたのですがついに今日成功しました!
数年前に書いたものでだいぶ時間は経ちましたが考え方の基本は変わっていません。
反省を2ターン目に活かす今
今年21歳と19歳の上の子達が小さい頃は本当に人としても親としても未熟で反省の多い子育てをしてしまい、娘たちには申し訳ないと思っています。
22才になってすぐに出産、24才で3歳、1歳の母だったのでよく考えると若すぎるので仕方ないと思うのですがそれは言い訳にはなりません。
申し訳ないという思いは今でもあり、おそらくあと30年は変わらないと思います。
なので縁あって下の子たちに子育てをする機会に恵まれ1ターン目の反省を活かすべく日にもがいています。
子育てのネガティブな話はなかなか表に出ることはないと思いますが、誰かの参考になればと思いここに書きます。
質問に答えてみたよ
いただいた質問はこちらです。
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回答と私の反省文
※これ3、4年前に書いた物で日本に戻っている時に書いたので大分状況も変わっていますがそのまま載せます。
長いですね。
子どもも家庭もそれぞれで一概に何かいうことはできないということを念頭に置いた上で、我家の場合を回答させてください。
キャリアに全振りした2社目(オイシックス)には上の子が小2、年長のタイミングで入り約5年間在籍しました。つまり、ちょうど小学生時代ということになります。
当時は、実家から徒歩1分くらいのところに引越しており、通勤に1時間強かかるというような状況でした。 定時は18時でしたが、キャリアを応援してくれていた実母に甘える形で、保育園や学童のお迎えをお願いし、私は夕食だけ用意して寝る前に帰ってくるような形で残業もしていました。
上場を目指すベンチャーで、業績も右肩上がり、社員もどんどん増えるようなタイミングで、自分も売り上げに直結する部門で働いていました。当時は女性はいるものの、子どもがいる人はあともう1人くらい(小学生以上)で、社長含めたコア層は30代前半から中盤のガツガツ会社を大きくしたい創業期メンバーの男性。
仕事が面白かったこともあり、それに自ら合わせて終電まで働き、終電がなくなってもいいように車で通う、みたいなこともしていました。
その結果、子どもの生活習慣や勉強習慣を身につけることに全く関与できなくなり特に勉強習慣がついていないことはその後にもかなり影響したと思っています。
子どもたちは2人とも中学までの成績はとてもよいのですが(公立でそもそもレベルは低い)、自ら勉強することに楽しみを見出せていないように思えます。そして、勉強するくせがついていないためにいざ勉強しなくてはいけなくなっても持続力に欠け、さらに勉強の仕方もイマイチに思えます。また、家事をファミリーメンバーとして分担してやる、みたいなこともなっておらず生活習慣と生活力が低いです。上の子は気分のむらがありますが、ものすごく気が効くのでいいのですが、下の子は全くダメな上に言ってもロクにやりません。
母は「おばあちゃんっ子は三文安と言うから、私が甘やかしたから」と自分を責めるような発言をしますが、その状況を作ったのは私です。私が子育てをしなかったため、母に孫育てを押し付ける形になったのですが、母も自分の子どもではないので孫には厳しく言えないと言っていました。(母は全く厳しくないのですが、子どもを尊重し勉強することもその楽しさも伝えてくれたので、勉強面での子育てはかなり理想的かと思います)
22歳で上の子を産んだこともあり、私が人間的に本当に未熟でまだ子どもの可愛さを堪能できるほどの余裕がなくきちんと子育てできていません。そして、仕事を優先したためいつもいなくて相当寂しい思いをさせてしまったと思います。
よく手紙を書きあっていたのですが「お母さんお仕事がんばってね、無理しないでね、応援しているよ、おやすみの日はいっぱい遊ぼうね」というような文字が並び、そこに子どもなりの我慢と辛さを感じました。なので、私はバリキャリママが「子どもたちも応援してくれています(ハート)」みたい記事を見るとその裏にある子どもの思いを勝手に想像して胸が苦しくなります。
これだけ仕事をしていると接触時間も短いため、子どもたちの必要なタイミングで隣にいられなかったことで自分で抱えこませることになってしまいました。父親も育児にあまり参加しないタイプであったこと、私と父親がうまくいっていなかったことも重なりかなり人格形成的に悪影響だったと思っています。
今振り返ると、子育てについて父親と話した記憶すらないレベルですね。そもそもろくに話ていなかったので。 結局自己肯定感の基礎は、一番身近な他者である親にどれだけわかりやすい愛情を与えられたかによって大きく左右されると思っています。そこが本当に足りなかったなと思っています。
結果、中学や高校で思春期特有の難しさや人間関係の諸々などに直面した際の自己肯定感や心理的安全性を提供しきれていないように思えます。何かハードシップがあっても「家庭は自分が安心できる場所」、「親は自分をいつでも見てくれている」というところがあれば乗り切れると思うのですが、それがたりてないが故により辛かったのではないかなと思います。
特に下の子に関しては「あの子はこの家の複雑さなどの諸々のしわ寄せを一身に受けた感じでかわいそう」と母も言っています。 ただ、これは仕事に全振りしただけでなく、離婚後の諸々や、下の子どもたちのことなどいわゆる一般的ではない家庭状況が多分に影響していると思うので、仕事を優先するとこうなるという話ではありません。
こんな母親なのに、お母さん大好き、と今でもハグしてくれるのはとてもありがたく嬉しいのですがやはり下の子たちには違う形の子育てをしたいと思っています。 子どもとの関係で気をつけるのであれば、やっぱり接触時間を多くして、関係性をきちんと構築することかなと思います。そして、中学生になるまでは、質よりも量なのではないかと個人的には感じています。四六時中一緒にいろとは思いませんが、朝しか会わない、寝てから帰るではだめですよね、当たり前ですが。
そして、学校の勉強の進捗も含めて子どもの家以外の生活をきちんと把握することが大事だと思います。何をしているかわからないと話もろくにできないし、その中での困りごともわからないので。
子どもに何があっても親がいる、という謎の安心感を与えるためには愛情をたくさん伝えてあげて、それの手取り早いやり方が一緒にいる(べったり隣にという意味ではなく)ことだと思います。上の子は「やっぱりお母さんには家にいて欲しいんだよ、別に何するわけでもなく、ほら空気みたいに当たり前にそこにいてほしい」と言われました。
ただ、一緒にいても自分のメンタルが良い状態じゃないとよくないので、仕事など他のことが気になっていたり、スマホ片手に、みたいなのでは本当によくないと思います。子どもは言わなくてもぜーんぶ感じて我慢してしまうので。多分疲れていると子ども側がものすごく気を遣っています。
長くなりましたが、私の反省でした。
子育ての答え合わせはいつ?
子育てに正解ってあるんでしょうか?
私はないと思っています。
次女とそのような会話をした時の彼女の返信はこうでした。
まー色々思うことはあるけれど、
子供すぎた所もあるし将来あの時こんなことあったなぁって話せればいいんじゃないですかね!
子育てに正解なんてないんじゃないかな
大人になった時に子供が「あの頃は色々大変だったけど楽しかったね」と言ってくれれば子育ては正解なのかもしれません。
下の子たちは7歳と5歳。
2ターン目の子育てはまだまだ続きます。
白目になりながらも子供達と愉快に楽しめればと思います。
【 About 】
私の自己紹介は、「けりーはなにしている人なのよ?と思っている人へ」からどうぞ。子供4人のひとり親として一馬力でシンガポールでキラキラしない生活をおくっています。
21歳、19歳、7歳、5歳の子育てのスタンスは、「私の子育てについての反省文」から。現在2ターン目の子育て中です。
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久々仕事用写真をアップデートしました。大学3年で妊娠してからずっと働く事やキャリアについて模索し続けてきたのですが、ある程度落ち着いてきたので自分の経験をシェアして誰かの役に立てればと思っています。近々実名垢に転生します! pic.twitter.com/LlJJwvzJY8
— けりー (@kellyangyang) November 8, 2023
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