シニア犬の現実 緊急事態と日常
うちの15才半トイプードルのまめが、初めて発作を
起こしてから、転院していろいろわかったことを
前回はfacebookに書きました。
前回10/21の日記
~クリニックによっていろいろ違った
今回は、ここ、noteの存在を思い出して^^;、
こちらに記しておきたいと思います。
(トップ画像は去年のクリスマスのまめ)
薬のおかげか、発作がしばらくおさまっていましたが、
最近また何度か起こしました。呼吸に合わせるように
ぎゃーんぎゃーんと繰り返し叫ぶような大きな発作
がおきたのが、今週の日曜。以前と少し違う。
動物病院に電話したら、すぐ連れてきなさい、と。
トリミングの予定だったのですが中止。
レントゲンをとるために身体を押さえる、
そのちょっとのストレスでも、もう心臓が
止まるリスクがあるような段階と言われ・・・。
まずはICUという名の酸素ボックスへ。
お隣は普通のケージが並んでいて、お泊り預かり中の
元気なチワワ3匹。
「知らん人、来たーー!」
な感じで吠えられました^^;。
幸い、レントゲンは異常なし。心臓の肥大も、腹水もない、
ということで、狭まっている気道のための注射と
お薬をもらって帰宅。
薬は現在、5種類を服用中。
今は落ち着いていて、ごはんも食べています。
シニア犬の現実、いくつか書いてみますね。
◎緊急!心臓発作が起きたときの投薬方法
コレ、衝撃度★★★★★
ニトロペン舌下錠という薬です。
「発作時に舌下に入れようとするのは危険。わんこが
加減なしに手を噛んでくることもある。
ホウヒをめくって皮の中に薬を入れて、
しばらく先っちょをつまんでいてください」
と獣医さん。
はい???ホ・ウ・ヒ?
小指の先ほどの、ちっこいおてぃんてぃんの
ポケット、浅っ!なんとか突っ込んで、
おしっこするなよと念じながら待つ(汗)。
何事も経験。二度目はちょっと慣れました^^;。
◎日常:ぐるぐる徘徊
認知症わんこのポピュラーな行動。
時計周りに果てしなくぐるぐる旋回します。
回りながらずれて進み、疲れたらペタンと座って
寝る。でも、壁とか家具などにぶつかって
そのまま、フリーズになることも。
例えは悪いですが、ガードレールなどに
突っ込んで止まった事故車ように、
レッカーなしでは動けませーん、な感じで。
これは緊急事態でもなんでもないので
もー、そこ??(笑)と抱き上げて、
部屋の真ん中に戻します。
椅子の下などに入っても同じ。たぶん視力と
知恵が落ちているせいで、もぐったままに
なっちゃう。そのため、座卓を立てたり
緩衝材としてクッションなどを並べたり、
なるべく凹凸の少ない流線形な部屋に
するのが、認知症わんこのお部屋として
理想のようです(難)。
◎シニア向けのフード
ロイヤルカナンのエイジングケアをクリニックで
おすすめされ、最近それがメインです。
確かに食いつきとてもよき。
パウチのウェットフードです。
転売でアマゾンの値段が暴騰しているとかで
動物病院経由でしか買えないようになっている
らしいです。1パック200円ちょいくらい。
1箱で12パック。
◎Zoomでペットカメラ!
自宅が仕事場なので、ペットカメラを買う
機会がなく持っていません。発作が心配で、
遠出は控えていますが、日常生活で、
外出はしないわけにもいかず・・・
スーパー程度はいいとして、近隣だけれど
2~3時間の用事があるとき、どうしたものか…
と思ったところ、アイディア降臨!
Zoomがあるやん!!
ノートPCをリビングが見渡せる位置において、
Zoomで会議スタートして外出。
外からスマホからちょくちょく入室。ピンポ~ン。
おおお、ホスト犬、静かに寝てます!
見るたびにちょっと移動していたりして、
ダルマさんが転んだ風にかわいかったし
安心でした。
Zoomは40分以上放置するとアイドルタイムで
切れてしまうはずなので、ちょこちょこ
出入りしました。
◎たぶん濃い霧がかかった静寂の世界に・・・
あんなに「ママだいすき~」を全身で表して
くれていたのに、今や名前を呼んでも反応しない。
目もド近眼状態か、ほぼ見えていない感じ。
吠え方も忘れたのか機能が失われたかで、
ワンワンって、もう聞くこともないのが寂しい。
座らせてフードを小さく丸めて食べさせ
お水はシリンジで補給。おむつ替え(Sサイズから
痩せて今はSSサイズ)。
赤ちゃんみたい...と思いながら世話を
しています。
霧の中の、静かな世界で、ほんわり生きているかな。
抱っこや撫で方や匂いなんかで、ママとわかって
いるといいな。
だいすきだよ!
しみじみと愛おしい。そんな11月です。
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