赤
恥ずかしい「あの日」を思い出す
振りはらって 今を生きるけれど
思い出すたびに「あの日」は不自然に凝縮していくようで
どうにも いたたまれない
受け入れられないまま
受け流せないまま
生きてきたからなのかな
そうであるならば
懲りずにひらく傷口に
花を手向けよう
そんなに恥じることはないよと
微笑んでくれるような赤い花を
恥ずかしい「あの日」を思い出す
振りはらって 今を生きるけれど
思い出すたびに「あの日」は不自然に凝縮していくようで
どうにも いたたまれない
受け入れられないまま
受け流せないまま
生きてきたからなのかな
そうであるならば
懲りずにひらく傷口に
花を手向けよう
そんなに恥じることはないよと
微笑んでくれるような赤い花を