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futayaku
運命を決めた一言
ドキドキの帰宅時間を迎えた…。
私「どしたの?急に」
B君「別に急にじゃないじゃん。いつも一緒に帰ってたじゃん。」
私「そうだね。そうだったね」
B君「・・・。」
結局、気まずい時間は流れ、いよいよここで、帰宅方向が変わる分かれ道まで、歩いてきた
B君「こうやって、いつも通りが無くなるの嫌だなって思った」
私「え?どういう事?」
B君「だから…こうやって一緒に帰ったり…一緒にペア組んだり…」
私「じゃあ、一緒に帰ったり、一緒にペアになればいいんじゃない?別に付き合わなくても、B君がそうしたいなら、私はそうするよ」
B君「いや、だから、そうじゃなくて…」
こんなブスが、こんな事思うのは、どうかと思うけど、これって、さすがに、確信して、良いよね? これって、私から、ハッキリもう一度言って欲しいと言う事だよね?
もう…この…ワガママおぼっちゃま君め!と思った瞬間でした。
私「B君の、本物のお母さんにはなれないし、なれないけど。B君にお母さんになるよ。」
何でこんな言葉が不意に思いついたのか、分からないけど、彼は時々もの凄く寂しい表情をする それが、ずっと気がかりだった。
そして、彼女と言うポジションよりも、精神的に支えてあげたい。と思ったから。
もちろん、周囲から見れば、彼女に見えるのだろうけど、とにかく彼の精神を、包んであげたい気持ちでいっぱいになった。
B君「うん!」
もの凄い笑顔だった。 見たことない、笑顔だった。
そして、まさかの人生初 おぼっちゃま君彼氏が出来たのでした。