おぼっちゃまくんとのデート内容詳細
おぼっちゃま君との遊びは、外では
意外と普通でした。
カラオケ
ファミレス
ショッピング
ほんっっとに普通
でも、私は、将来
【セレブ妻】を目指すべく、絶対に彼を逃したくない!
必死でした(笑)
なので、一緒に居て、楽しいと思われる事も大切だけど
おぼっちゃま君の中には、
【お母さん】の存在がかなり大きい
しかも、「貴方のお母さんになるよ」みたいな、告白してしまったので
どうやったら【お母さん】になれるのか?
考えに、考えたが…
お母さんと言ったら?
料理が出来る
掃除が出来る
悩みを聞いてあげる
思いついたのはこれだけ(笑)
単純でした。すんごく、単純(笑)
私達は、高校3年生。
私は、進路が決まってる。なので、時間がある
おぼっちゃま君は、大学受験
私は、とにかく彼に
「気が済むまで勉強してね。」
「勉強している間、ご飯作ってるから」
と伝えた。
おぼっちゃまくんは
「そんなの、悪いよ」
私「この、家の中で一緒に居るんだから、気にしないで。気が散るだろうから、自分の部屋で勉強して良いから。私はキッチンに居るね」
そう、彼女というポジションを得たと同時に
【お母さん】代行
のような、デートも、繰り返し実行した。
これは、完全に、私の心理作戦でした(笑)
全ては、【セレブ妻】になる為だ!
ここで、ラーメン屋でバイトしていた経験がとても役に立ち、包丁でトントンと、切る音
おぼっちゃま君には、とても心地の良い、サウンドだったようで
勉強の休憩中時に、キッチンに降りてきた
おぼっちゃま君
「匂いも、音も、何かとっても落ち着いた。久々に、お母さんがいる気がしたくらい。精神的に落ち着いたよ。」
「せっかくのデートだったのに、本当にありがとう。」
と、感謝してくれた。
私は…ニコニコして
「そう。良かった。ご飯出来たよ食べる?」
と言いながら内心
【よし!作戦成功】
と、ガッツポーズをした