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アップップ

アウトプットとインプットは同時にやれるか?
”私はできると思う”派だ。
休日、伯母と出かけ、ランチを共にした。
大好きなお蕎麦とカキフライの定食、そして2軒目のかぼちゃタルト。インは簡単だ。

互いの近況と、過去の話、気付きについて、4時間のお喋りデートはあっという間だった。

伯母は去年、片目の視力を半分失ってから、朗読の仕事ができなくなっている。
二十代の息子を病気で亡くし、三十年ほど経とうとしている。

優しいとか、強いとか、そういう次元の人ではない。
世の中や、社会のことを熟知している人でもない。
お医者さんに自分の目のことを、何でも聞ける人でもない。


ただ自己責任感が半端ない。

メニューはすぐ決める。
人の話はすぐ読み取れる。
感情的でない。
ジャッジしない。
明るすぎなくて、サラッとしている。

喉につまり感があって、声はきこえているか、人のことを気遣っている。

確かに聞き取りにくくなっているし、衝立と、マスクのせいだよと、言ったが、少し気になった。

私達は、どこか似ているか?

ふたりとも母に似ているわけだから、そういうこともあり得る。

叔母の話は、よく過去に遡り、思った以上に広く家族のルーツを知ることがある。
母から聞いてたのと違うことが多々あり、
興味深い。

あちらで待つ母は、今ごろ笑っているだろう。
そうだったかしら?と、とぼけているだろう。ワイワイしたい。
従兄もそこにいるのかもしれない。


私達は、繋がっている。


帰ってから少し泣いた。
叔母は、彼にいつか会えることをずっと待っているんだろうなと、妄想して泣けた。
言えば、それはないなぁ!と、あっけらかんと言われることが予想される。

何を受け取って生きているか、非常に強い人。

ひょうひょうと、自分とにらめっこして、笑ってしまう。そんな楽しみ方をしていそうだ。

笑うと負けよ、アップップ!
!ᕙ(☉ਊ☉)ᕗ
          

ᕦ༼ຈل͜ຈ༽ᕤ



女の人の長い話は、本当にどーうでも良いことを話している。
けれども、その人なりのアウトプットは、別の人の気付きになることがあり、特に世代が違うことで、元気をもらったり励まされたりする。

今ごろぐったり眠っているだろうか。
明日も早起きで、見える範囲の家事をするだろう。

大好きな叔母。


あなたにとって好きな人は、どんなふうに、会うとプッと💗してくれますか?


ところで私は、叔母に仕事の忙しさをグチグチと言ってしまった。
けれど、叔母は、、そんなことあるんや〜、大変やなああぁ。その話、おもしろいわあ、小説みたいやわー、と、笑っていた。
おもしろいんかい。
そうだ、これはただのネタか。


その苦しみは妄想かもしれない。
ネタなのかもしれない。
渦巻く疑問に、答えるかのように、これを書いている。


笑うことができるってすごいな。


最後まで読んでくださってありがとうございます。

では、
アップップ‼️୧| ͡ᵔ ﹏ ͡ᵔ |୨、、、、、、❤️

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