医師を目指すならおすすめの漫画
スーパードクターKという漫画があります。続きでDoctor K、K2となって現在も連載中です(たぶん)。医師となるなら、あるいは医師であるのなら読むべき漫画だと私は思います。もちろん私は全巻読みました。
医師の漫画と言えばブラックジャックを挙げる人も多いと思いますし、もちろんブラックジャックも素晴らしい作品で、こちらも是非お勧めしたいのですが、私の一推しはやはりスーパードクターKです。何と言ってもちゃんと医師免許は持っていますので(ブラックジャックは医師免許を持っていません)、、、、、知らんけど。
生まれながらに医師として教育され、4歳で医師としての節目を迎え、母の死を理解し、多少の青酸カリでは死なず、、、、、、と言う医師です(^^)。北斗の拳のケンシロウに似ています。今見つかりませんが、私の記憶では作者の真船和夫さんは北斗の拳のアシスタントをしていたはずです(違ったらごめんなさい)。
私が一番好きな話はタクシードライバーの話です。
あるタクシードライバーは奥様を早くに亡くし、娘さんを父一人で育ててきました。今日無事故無違反で過ごせば個人タクシーの資格がもらえます(確か20年無事故無違反です)。個人タクシーになれば、車もグレードアップできるし、収入も増えるし、娘にも楽させてやれると妻の遺影に手を合わせて出勤します。
仕事も終わりに近づき、さあ!あと少しだと思ったところに、突然スーパードクターKことKazuyaが血だらけの人をかついで飛び出してきます。救急車を呼んでいたのでは間に合わないから、この患者と俺を病院へ連れて行けと。そんなアホなと思いますが、強引なKに言われるまま病院へ向かいます。知らないうちにスピードを出しすぎてパトカーに追いかけられてしまいますが、仕方ないのでそのまま病院へ。
必ずその人助けてくださいよ!とドライバーがKに言うと任せておけと。
さあ、警察官が違反切符を切ります。「個人を狙うようなタクシー運転手がなんて下手な運転だ。ちゃんと出頭するんだぞ」と。しかし、その違反切符の日付が明日になっています。「あの、、、、、日付が間違っていますが、、、、、」と言ったドライバーに対して、「我々は市民の安全を守る警察官だ。20年耐えた努力を無駄にする事は出来ない」みたいな事を警官が言います。読んだ時も涙が出ましたが、今書いていても涙が出るお話です。
是非お読みください。他にも泣ける話が一杯です。時々バイオレンスチックなのが出てくるのですが、私はあまりそれが好きではありません。
ブラックジャックも最初は臓器移植をして患者さんを助ける話から始まるのですが、このスーパードクターKも同じような手術の話から始まります。似たような話(しかし、解釈は異なる)もたくさんあって、かなり意識している事がうかがえます。
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