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希死念慮に喰われるタイミングがなんとなく分かってきたお話

 この世界には、『無理をして突っ走っている間は、自分が無理をしている事に気がつかない』っていう現象がある。
 また、キャパを超えている自覚はあるのだけれど、『無理にでもやらないとどうにもならない』とか、『自分がやらないと示しがつかない』みたいな、終わった・・・って思うようなシチュエーションもあると思う。

 自分一人で片付く仕事ならいいんだけれど、はなから協力プレイ前提の仕事だと、そう簡単には放棄できない。無理にでもフォロー入らないと人間的に終わってんのよ、って思うような場面だと、こっちのエネルギー残業なんてお構いなしに、もはややるしかない。

 臨時のカフェ店員、知人の引き継ぎ仕事の打ち合わせ同席、夜のラウンジの七夕イベント・・・。
 『THE はじめて』みたいな仕事が続いた。多分1週間くらい、ずっと気を張っていた。
 そして先日、やっと休めた。丸一日何にもする必要がない、本物の休日。
 翌日、イベントも何もない、通常運転の白服ライフに戻った。
 そして通常運転の日常が始まろうとした朝、希死念慮に喰われた。。。

 このタイミングで喰われるか・・・!?
とも思ったが、このパターン、実は2回目なのだ。

数日無理をする(気を張る)
 ↓
休む(気を抜く)
 ↓
通常時に戻る(気が無い?)

 不思議な事に希死念慮に喰われるタイミングっていうのは、気を抜いた時ではない。その後の通常時に戻る時なのだ。

 書いてみて気づいたのだが、『気が無い(残ってない)』時って、隙があるのかもしれない。

 で、大事な事は、『じゃあ喰われない為には、どうしたらいいんだろうね?』っていう話。

 予防策としては、『無理をしない。キャパを超える前に休め!』これに尽きるんだと思う。
 とはいえ、無理じゃないですか。長い目で見た時に、断れない仕事だってある。それに、どこまでが許容値なのか、自分では判別できないんだから。。。

 起こってしまった後の応急処置としては、その日やろうとしていた全てのタスクを放棄する。甘い物を食べる。『この世の仕組み』に思いを馳せながら、喰われている所を客観視する。そして、寝る。

 喰われてる時はしんどいので、あがこうとして、誰かにメンヘラ100%みたいなメッセージを送り付けていたり、気づくとお部屋が荒れていたり、するかもしれない。
 事後にそれに気づくと、「人様に迷惑を掛けてしまった! 嫌われたらどうしよう(泣」という事実に、ものすごい後悔と罪悪感が押し寄せてくるかもしれない。

 けれどそんな荒れたメッセージを送れる程の相手なら、ある程度の信頼があるはず。
たとえ共感も納得もされなかったとしても、理解だけはしてもらえている筈だ。

 『甘えちゃった、てへっ。』て思っておけばいいんじゃないかと思う。もう巻き込んでしまったものは仕方がない。送ってしまったものも、仕方がない。

 甘えさせて頂いた方に感謝して、再び気が溜まるのを待ちつつ、通常運転の日常をまた歩き始めればいいんだと思う、よ。


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