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ChatGPTとBing AIにサザエさんの脚本を書いてもらった

※ヘッダ画像はStable Diffusion Onlineで出力したものです。

AIに執筆させるにあたって(この文章は飛ばしてもらって結構です)

こんにちは、けけおです。

 この度、ChatGPTとBing AIにサザエさんの脚本を書いてもらいました。
 私は常日頃、長年脚本を書いてくださっている雪室先生を安心してサザエさんの脚本家から引退させるにはどうしたらいいのか?というのを考えているのですが、「そうだ、それならAIに作ってもらっちゃえばいいんだ」という考えに至りました。

 実は前のnoteでBing AIにアニメの脚本をかいてもらったのですが(※こちらで読めます。)、実は2話も執筆してもらっていました。
 ただ、だんだんと支離滅裂な内容となっていき(1話もだいぶ怪しかったですが)、間違いなどを指摘しまくっていたところBing AIの心を折ってしまうというおそらく人類初のAIハラスメントをしてしまいました。

AIハラスメント(Aハラ)の瞬間

 AIに行ったハラスメント行為は許されるべきではなく、法があるのであれば私は裁かれていても不思議ではなかったのだと思いますが、そこまで発展をしていない文明に救われました。以後、気をつけたいと思います。

 さて本内容とはズレてしまいましたが、実は意外とAIが書くサザエさんの脚本はかなり精度が良いのではないか、と考えています。
 まず第一にサザエさんの情報は豊富にあるということです。
 日本でインターネットが始まってかなりの年月が経ちますが、サザエさんというコンテンツはアニメであれば1969年から、原作だと1946年から始まっています。ですので、インターネットが始まった時代からサザエさんというコンテンツはネットユーザーに話されてきているわけで、AIが必要としている情報は文章・画像・設定…etc 、まぁたくさんあるわけです。
 そして第二に、尺の短さです。
 サザエさんは1話おおよそ8分間という短い時間で構成されています。前述の通り今現在のAIチャットの能力では長いお話をつくるのは苦手なようで、サザエさんという話の尺度であればAIの限界を超えず話が作れるのではないでしょうか。

 さて、前置きが長くなりましたが、ChatGPTとBing AIが作成したサザエさんの脚本をそのままコピペしておりますので、ご確認ください。
 箇条書きですが各脚本の後に私の読んだ感想を書かせていただいております。

では、どうぞ。

ChatGPTが書いたサザエさんの脚本

本編

以下は、架空の「サザエさん」のエピソードの脚本例です。

「サザエさん 第1234話 『カツオの勉強合宿』」

【シーン1:家族がリビングに集まる】

 カツオ:「ママ、今度のテストで点数が取れるように、勉強合宿に行きたいんだ。」
 サザエ:「そうだね。でも、お母さんも一緒に考えたいと思うんだけど、いつにするのがいいかしら?」
 マスオ:「うーん、仕事の予定もあるし、あんまり遠くには行けないなぁ。」
 タラちゃん:「私も行きたい!」
 クヌギ:「僕も勉強ができるかもしれないから、一緒に行ってもいい?」

【シーン2:旅館に着いた一家】
 サザエ:「さあ、これからみんなで勉強頑張りましょう!」
 カツオ:「でも、こんなに景色がいいと勉強どころじゃないなぁ。」
 マスオ:「そんなこと言ってると、お前はいつまでたっても勉強ができないぞ。」
 タラちゃん:「あ、この部屋には大きな窓があるの!」
 クヌギ:「お兄ちゃん、何の科目が苦手なんだ?僕なら教えてあげられるよ。」
 カツオ:「数学と理科が苦手なんだ。」

【シーン3:勉強中の一家】
 サザエ:「あら、私も勉強したくなっちゃったわね。」
 マスオ:「お前には、もう学生時代は遠い昔のことだろうが。」
 タラちゃん:「これって何の問題なの?」
 クヌギ:「こういう式のところでつまづきがちなんだよね。でも、こうすれば解けるよ。」
 カツオ:「お兄ちゃん、ありがと!なんだか少し理解できた気がするよ。」

【シーン4:旅館を後にする一家】
 サザエ:「本当にいい勉強合宿だったわね。」
 マスオ:「うん、良かったな。」
 タラちゃん:「私も勉強できたし、楽しかったよ。」
 クヌギ:「お兄ちゃん、次はもって、一緒に勉強してあげるよ。」
 カツオ:「ありがと、お兄ちゃん。次のテストできっと良い成績が取れるように頑張るよ。」

【シーン5:家に帰ってきた一家】
 サザエ:「さあ、みんな疲れたでしょう。早くお風呂に入りましょう。」
 マスオ:「そうだな、お前らは先に入れ。お父さんはもう少し仕事を片付けてから行くよ。」
 タラちゃん:「お父さん、あとで一緒にお風呂に入ろうね。」
 クヌギ:「僕も今日は早めに寝ようかな。」
 カツオ:「俺もそろそろ寝るか。明日からまた頑張らなきゃ。」

【シーン6:夜中に起きたカツオの悩み】
 カツオ:「ああ、なんで勉強ってこんなに難しいんだろう。」
 タラちゃん:「お兄ちゃん、どうしたの?」
 カツオ:「なんでもないよ。ちょっと勉強のことで悩んでたんだ。」
 タラちゃん:「そう。でも、お兄ちゃんは頑張ってるし、きっと大丈夫だよ。」

【シーン7:朝食を食べる一家】
 サザエ:「おはよう、みんな。」
 マスオ:「おはよう、お前は早いな。」
 タラちゃん:「お兄ちゃん、今日も頑張ろうね。」
 クヌギ:「僕もお兄ちゃんの勉強を手伝うよ。」
 カツオ:「みんな、ありがと。頑張るよ。」

【シーン8:テストの結果発表】
 カツオ:「先生、点数はどうだったんですか?」
 先生:「よく頑張ったな、カツオ。100点満点中、80点を取ったぞ。」
 カツオ:「うわあ、嬉しい!みんな、お祝いしてくれる?」

【シーン9:家族でお祝いする】
 サザエ:「おめでとう、カツオ!」
 マスオ:「うん、よくやったな。」
 タラちゃん:「お兄ちゃん、すごいね!」
 クヌギ:「お兄ちゃん、見習いたいくらいだよ」

【シーン10:カツオの反省】
 カツオ:「でも、もっと頑張れたかもしれないし、もっと高い点数が取れるはずだった。」
 サザエ:「それでも、素晴らしい成績だよ。次もまた頑張ればいいんだ。」
 カツオ:「そうだね、次も頑張るよ。」

【シーン11:学校での授業】
 先生:「今日から、新しい単元に入るよ。みんな、しっかり勉強してね。」
 カツオ:「はい、先生!」
 クヌギ:「お兄ちゃん、一緒に頑張ろう!」
 タラちゃん:「私も頑張るね!」
 マスオ:「うん、俺も応援してるぞ。」

【シーン12:エンディング】
 サザエ:「いい子たちに育ってくれて、ありがとう。」
 カツオ:「いいえ、お母さんこそ、いつもありがとう。」
 タラちゃん:「私も、お母さんが大好き!」
 クヌギ:「お母さん、ありがとう。」
 マスオ:「家族で仲良く過ごせて、幸せだな。」
 家族全員:「これからも、仲良く過ごしましょう!」

以上が、サザエさんの一家が勉強について取り組むエピソードの脚本となります。

けけおの感想

・ク ヌ ギ っ て 誰 だ よ。
・この世界では波平・フネ、そしてなぜかワカメが消失してしまったようで、残された家族で核家族をしているらしい。なのでちょっと現代っぽい感じがしますね。
・カツオとクヌギ、どちらが歳上なのかがわからなかったです。クヌギって誰だよ。
・シーン11の学校のシーンでクヌギ・タラちゃん・マスオがいきなり出てきたのが面白かったです。
・全体通して愛と平和は感じてたので、ChatGPTはサザエさんの愛と平和の精神は理解してるんだなと思いました。
・ただ、サザエさんの最も重要とされる「原作を必ずエピソード内にいれる」というのが、私は全ての原作を把握しているわけではないのですが、おそらく入っていないんじゃないかなぁ…とは思います。
・ノータイコ

Bing AIが書いたサザエさんの脚本

本編

【タイトル】サザエさんとカツオのお弁当

【あらすじ】サザエさんは、カツオのお弁当を作ってあげることになる。しかし、サザエさんはお弁当作りが苦手で、カツオは心配になる。サザエさんは、お弁当に何を入れるか悩んで、いろいろなものを試してみる。カツオは、サザエさんのお弁当がどんなものになるのか不安で、学校に行くのが嫌になる。サザエさんは、カツオのお弁当を持って学校に行くが、カツオはサザエさんを避けてしまう。サザエさんは、カツオにお弁当を渡すことができるのか?

【登場人物】サザエさん、カツオ、ワカメ、波平、フネ、タラオ、タラちゃん、ノリスケ、マスオ、イクラ

【シーン1】
サザエさんの家の台所で、サザエさんとフネが話している。

サザエさん:お母さん、今日はカツオのお弁当を作ってあげるって言ったんだけど、何を入れたらいいかわからないのよね。
フネ:そうかい、サザエさん。カツオは、お弁当にうるさいからね。好き嫌いも多いし。
サザエさん:そうなの?じゃあ、カツオは何が好きなの?
フネ:ええと、カツオは、ハンバーグとか唐揚げとか、肉系が好きだと思うよ。あと、卵焼きとか、ウインナーとか。
サザエさん:ふーん、そうなんだ。じゃあ、そういうのを入れればいいのかな。
フネ:まあ、それもいいけど、それだけじゃ栄養が偏るからね。野菜も入れないと。
サザエさん:野菜かぁ。カツオは、野菜はあんまり食べないでしょ。
フネ:だからこそ、野菜を食べさせないといけないのよ。サザエさんも、カツオのことを考えて、野菜を入れてあげなさい。
サザエさん:うーん、わかったわかった。じゃあ、野菜も入れるようにするわ。ありがとう、お母さん。
フネ:いい子いい子。がんばってね、サザエさん。

【シーン2】
カツオの学校の教室で、カツオとタラオが話している。
カツオ:タラオ、今日のお昼は何食べる?
タラオ:俺は、お母さんが作ってくれたお弁当だよ。ハンバーグとか唐揚げとか、めっちゃ美味しそうだよ。
カツオ:へぇ、いいなぁ。俺は、今日はサザエさんが作ってくれたお弁当なんだ。
タラオ:えっ、サザエさんが?サザエさんって、お弁当作りが苦手じゃなかったっけ?
カツオ:そうなんだよ。だから、俺も心配なんだよ。サザエさんのお弁当って、どんなものが入ってるんだろう。
タラオ:そうだねぇ。サザエさんなら、変なものを入れそうだよね。例えば、カニカマとか、ハムとか、チーズとか。
カツオ:うわぁ、それは嫌だなぁ。カニカマとか、ハムとか、チーズとか、俺は苦手なんだよ。
タラオ:じゃあ、もっとひどいのはどうだい。例えば、ナマコとか、ワカメとか、ヒジキとか。
カツオ:うげぇ、それはもっと嫌だなぁ。ナマコとか、ワカメとか、ヒジキとか、俺は大嫌いなんだよ。
タラオ:じゃあ、もっともっとひどいのはどうだい。例えば、サザエとか、フグとか、タコとか。
カツオ:うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

【シーン3】
カツオの学校の校庭で、サザエさんがカツオにお弁当を渡そうとしている。
サザエさん:カツオー、お弁当だよー。
カツオ:えっ、サザエさん?どうしてここに?
サザエさん:お弁当を持ってきてあげたのよ。今日は、私が作ったお弁当だからね。
カツオ:そ、そうなんだ。ありがとう、サザエさん。
サザエさん:どういたしまして。さあ、早く開けてみて。どんなお弁当かな?
カツオ:えっ、開けるの?今?
サザエさん:もちろんよ。私が作ったお弁当を見て、感想を言ってくれないと、悲しいわ。
カツオ:そ、そうだね。じゃあ、開けてみるよ。

カツオは、お弁当を開けると、中には、ハンバーグと唐揚げと卵焼きとウインナーと野菜サラダとご飯が入っている。

カツオ:えっ、これがサザエさんのお弁当?めっちゃ美味しそうじゃないか。
サザエさん:でしょ?私、お弁当作りが苦手だって言ってたけど、実は、お母さんに教えてもらって、がんばって作ったのよ。
カツオ:そうなんだ。サザエさん、すごいね。ありがとう、サザエさん。
サザエさん:いいえいいえ。カツオが喜んでくれて、私も嬉しいわ。さあ、召し上がれ。

カツオは、サザエさんのお弁当を食べ始めると、とても美味しいと感動する。

カツオ:うまい!うまい!サザエさんのお弁当、最高だよ。サザエさん、ありがとう。
サザエさん:どういたしまして。カツオが美味しく食べてくれて、私も嬉しいわ。これからも、お弁当を作ってあげるわ。
カツオ:えっ、本当?サザエさん、嬉しいよ。サザエさん、大好きだよ。
サザエさん:あら、カツオ、かわいいわ。私も、カツオが大好きよ。

サザエさんとカツオは、仲良くお弁当を食べる。

【エンド】

けけおの感想

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
・奇しくもカツオ主人公被り。AI的にはカツオが主人公にしやすいのでしょうか。
・あらすじまで用意しているのが意識高いなと思いました。しかも結構内容とそんなに違いがない。
・登場人物、結構書いてるけど大半は出てこず。タラオとタラちゃんは別扱い。そしてノータイコはここで確定。ワカメの登場の仕方は斬新でした。(海藻のだけど)
・おそらくタラオが中島化していて、名前は違えどカツオと中島の関係性はなんとなく掴めてそうな感じはしました。
・こちらも原作を使っている雰囲気はなさそうですね。
・最後に強引に愛と平和に持っていってるのはなんとなく力の脚本を感じました。ていうかおねショタだろこれ。

おわりに

 雪室先生、大変申し訳ございませんでした。まだまだ脚本頑張ってください。

 2つのAIに脚本を作ってもらった総評なのですがBing AIはワードの繰り返しが多く、台詞回しが多く回りくどいんですよね。ChatGPTの方の脚本はあまり感じませんでした。また、支離滅裂な展開になっているのは両方ともではあるのですが、セリフの反復がない分ChatGPTの方がまだいいかな…?という印象です。まぁどっちもどっちです。

 なので、まだまだAIに脚本を書かせるというのは時代が早いようです。ただ、「AIに特定のシナリオやキャラクター性を学習させて、物語を生成させる」というのは試行回数を繰り返せば出来なくはないことではないかな、と思いました。さてはて、どうなることやら……

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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