人類よ本来の力を取り戻せ!
普段の生活の中で特に何もしていないのに体が疲れている。四六時中よくわからない不安を感じている。という人は多いのではないか?でも大丈夫!今回の記事ではそんな問題を解決しまます。
・現代人のほとんどが文明病にかかっている?
文明病とは、近代社会の変化によって引き起こされる病のことです。文明病の典型例が肥満である。ある研究によれば1950年の肥満率が10%を下回っていたが2010年にはなんと35%になっていた。
・都市部の若者と山の中で暮らすヒンバ族では集中力に大きな差がある?
現代の人間(特に若者)はスマホなどを利用して、より情報を収集しやすい環境に身を置いているため多くのことを処理する必要があり、色々な事に意識が分散しやすい傾向がある。一方、アフリカ南部のナミビア🇳🇦の民族で、世界で最も美しい民族と言われているヒンバ族は、原始時代の暮らしと近い生活をして狩猟採集や睡眠、娯楽などしかすることがなく、一つ一つのことに100%集中する。これらのことから研究結果に大きな差が出た。
確かに、現代人の心は複雑だが、ヒンバ族の心の中はとてもクリーンなんだろう。
・パレオダイエットで健康を取り戻そう!
パレオダイエットとは、旧石器時代の食事法を行って健康な体をつくろうというもの。
実際、慶應大学の研究で長寿の人の体は普通の人とどう違うのかを調べ、その原因は体の炎症レベルが極端に低かったことが確認された。
人間は体に異変が起こると免疫システムが働き、炎症を引き起こす。その度に細胞や組織を傷つけている。つまり、このサイクルが少ない人の方が長寿ということを研究は示している。
・自分が抱えている問題は2つのことを意識すれば改善される!
1 その抱えている問題はどこに遺伝のミスマッチがあるのかを特定する。
2 遺伝にそった環境へシフトする。
1、2ともにどう言うことかというと、人間は生まれながら決まっている遺伝によって体が設計されている。この遺伝情報に沿って生きていくのが本来あるべき姿である。しかし、文明が発達し高度な技術などが誕生すると、人間の生活は一気に変化し、遺伝情報を無視し続けている。これに体は、当然のことながら拒否反応を起こしている。もちろん現代の社会の中で完全に改善しろ!と言われても無理がある。なので、少しでも遺伝情報に従って生活できる環境を整える必要がある。
・内臓脂肪が減らない限り体は燃え続ける!
内臓脂肪とは、肝臓や腸の周りにこべりつく体脂肪のこと。この内臓脂肪は体にとって異物でしかない。しかしいくら免疫が働いても内臓脂肪ばかりはどうにもならない。つまり、内臓脂肪が減らない限り炎症が続き、体が常に燃焼し組織や細胞が破壊されていく。このプロセスがメタボリックシンドロームを引き起こしている。
・高カロリーな食事は控えろ!
600万年の歴史の中で人類は低カロリーに対応した体の構造に形作られて来たが、現代の食生活は大いに変化し体が対応しきれなくなっている。
続きは次の記事に載せます。
参考文献 最高の体調 鈴木 祐