【重要】FC東京サポーターから受けた誹謗中傷に関する示談成立のご報告
示談成立のご報告
私が受けた誹謗中傷につきまして、その後本人からコンタクトがあり、2024年5月29日に示談が成立した事をご報告いたします。
示談の内容等、詳細につきましては、一切非公開とさせて頂きます。また、当初の誹謗中傷に関するnote記事も非公開とさせて頂きます。
【重要】ご支援を頂きました皆様へ
以前、以下記事をご購入頂き、ご支援を頂きました皆様へのお願いです。
https://note.com/preview/n5aea6de4c538?prev_access_key=d671150cd555c3ae3ae08ce84f64d9db
今回は示談となりました為、弁護士への相談費用が掛かったものの、大きな個人的負担はありませんでした。
つきましては、皆様にご購入頂きました記事につきましては、せっかくご支援を頂きましたところを心苦しいのですが、ご返金の対応をさせて頂きます。
お手数ではございますが、2024年6月15日までに当該記事のページから返金対応の実施をお願いいたします。
また、ご購入を頂いた方のうち、1名の方のみゲストユーザーでのご購入がありました。申し訳ございませんが返金の対応が困難な為、2024年6月下旬に能登地方で年始に被害に遭われた方への支援金として、石川県にお送りをさせて頂く予定です。
【ご参考】誹謗中傷への対応策について
今回は示談という形での決着となりましたが、実際に当事者とコンタクトが取れるという事は、極めて稀であると思います。相手を特定するために発信者情報開示請求という手段がありますが、裁判所への申し立て等々、個人だけで対応するには非常に厳しい手段であるため、基本的には弁護士に依頼をする必要があります。
弁護士に依頼する場合の費用につきましては、対応する弁護士により差がありますが、気軽に依頼ができるような金額では無いという事をまずお伝えしておきます。今回の対応でも、「それなり」の費用が掛かっています。また安心して任せられ、インターネット上の誹謗中傷に精通している弁護士を探すのも手間がかかります。
対応策としては、まずはSNS等の事業者に対する発信者情報開示請求でIPアドレス等の情報を入手し、その後にアクセスプロバイダーに対する発信者情報開示請求を行う場合、この2点を依頼するだけでも、サラリーマン(正社員・平均年齢43.5歳)の平均月収である35.3万円を大きく超える可能性が非常に高いとご認識ください(平均月収は、厚生労働省『令和4年賃金構造基本統計調査』より)。また、発信者情報の開示については、担当する裁判官の裁量に委ねられますので、必ずしも開示される訳でもありません。
仮に当事者個人の情報が分かり、示談交渉が不調に終わった場合、そこから損害賠償請求へと進みますので、更に弁護士費用が掛かることになります。
最後に
以上、損害賠償請求自体は非常にハードルの高い手段となっており、誹謗中傷に関しては、泣き寝入りをしてしまうケースが殆どでしょう。ただ、勇気と信念(と、お金・・・・・)を持って立ち向かう事により、当事者と示談となる可能性も少なからずあります。
いずれの場合も、当事者同士でそれ相応のコストが掛かる可能性があり、精神衛生上もよろしくありません。私も二度とこのようなやり取りはしたくありません。
お互いに痛みを伴わない為にも、誹謗中傷は絶対に止めましょう。
また、誹謗中傷をしている人への攻撃も止めましょう。きちんとした手続きを取り、はじめて当事者が誹謗中傷をしたと認定されます。発信者情報が開示された程度では、誹謗中傷を行ったとは断定できません。そこを突かれて名誉棄損で訴えられるケースもありますので、くれぐれも節度を保ったSNSの利用を心掛けましょう。