【2024/1/10更新】2024シーズン 東京ヴェルディの編成
J1昇格プレーオフの激闘を経て、晴れて2024シーズンは16年ぶりにJ1の世界で戦う事となった東京ヴェルディ。祝福ムードに包まれるなか、これから選手の契約や新加入選手との交渉などが急ピッチで進められていく。先にJ1昇格が決まっている町田や磐田と比べると、約3週間ほど来季の体制づくりに後れをとっていると言えよう。
来季J1を戦うに当たり、今まで通りの補強方針で勝てるほど甘い世界ではない。しかし、東京ヴェルディには潤沢な予算がある訳ではない。恐らく、人件費の予算は9~10億程度となるであろう。よって、基本的には以下のような選手を中心に獲得を目指す方針となるとみられる。
J1クラブのレギュラークラスで契約満了となった中堅選手(宮原和也等)
J1クラブで出場機会に恵まれない若手~中堅選手(中原輝等)
J1クラブで実績があり、年俸および追加コストが掛からない外国人選手
(イスマイラ、ルカオ等)J2クラブからの「個人昇格」
2023シーズンのおさらい
以前、私のXにもポストしたことがあるが、上記が2023シーズンの各選手の個人的な評価である。グレーはシーズン途中でチームを離れた選手、薄緑はシーズン途中で加入したレンタル・2種選手を示している。シーズン全体で60%以上の出場時間となった選手(途中加入/退団の選手は半分を前提)については、赤字で表した。大きく成長し、出場時間を大きく伸ばした選手もいれば、城福体制下では構想外となり、ベテランであろうが若手であろうが出場機会に恵まれなかった選手もいる。今季はセンターを任される選手に長期離脱が相次ぎ、DF平智弘を中心に出場時間が大きく伸びている。
今季の主力級の選手は基本的に来季も残留するであろうが、それでも他クラブから注目されている選手もおり、来季については全く楽観視できない。
この図では、2021~2025シーズンの選手IN/OUTを表した。今季は9人と、過去に例がないほど、レンタルで他チームでプレーをしている選手が多い。これは、大卒新人を獲得する方針ということも大きく影響していると言えよう(基本的に新人選手は3年契約)。
しかし、移籍先でシーズンを通して完全にレギュラーを確保しているのは、MF持井響太(沼津 36試合/7得点)くらいであろう。その持井とて、J1で活躍できるかどうか・・・となると、首を傾げざるを得ない。
来季の体制
私情などを一切省き、まずはこれだけの選手が残留(新加入)するものとみられる。FW染野唯月やMF中原輝等のレンタル組は省いている。来季も来てくれたらラッキーという心構えでいることをお薦めする。2種登録の新井悠太については解説不要だが、今季も2種登録となるであろう。東洋大学での活動がメインとなり、計算には入れないほうが良い。正式加入まで2シーズンにわたり、クラブと活動できるのだから、2025シーズンが楽しみでしようがない。楽しみにその時を待とう。
この図の中からでは、残念ながらDF奈良輪雄太が引退し、MF梶川諒太が契約満了となった為、これで21人。レンタル組からは、染野唯月と長谷川竜也がもしかしたら・・・と思うので、2人を含めても23人。DF宮原和也の周辺が騒がしいが、私は残留を確信している。
いずれにせよ、あと10人程度を冬に追加する形となるので、城福浩監督は、このオフも大忙しとなるであろう。
最後に、私がお薦めする獲得候補選手をご紹介するので、ご参考までに。
けっけお薦めの獲得候補選手
GK
対象なしDF
井上詩音(甲府)※名古屋へ移籍蓮川壮大(煽垢)※清水へ期限付き移籍山原怜音(清水)※清水との契約更新鈴木義宜(清水)※京都へ移籍平松航(栃木)※栃木との契約更新MF
中山克広(清水)※名古屋へ移籍乾貴士(清水)※清水との契約更新増山朝陽(長崎)※長崎との契約更新※横浜FMへ移籍
山村和也(川崎F)谷内田哲平(京都)※京都との契約更新
福田湧矢(G大阪)
植中朝日(横浜FM)野村直輝(大分)※大分との契約更新南秀仁(山形)※山形との契約更新FW
河田篤秀(鳥栖)※鳥栖との契約更新樺山諒乃介(鳥栖)※鳥栖との契約更新山崎凌吾(京都)※京都との契約更新イスマイラ(京都)※栃木へ移籍杉本健勇(横浜FM)※大宮へ期限付き移籍森海渡(柏)※横浜FCへ移籍安藤瑞季(水戸)※水戸との契約更新
太字の選手は、特に私が希望する選手です。
移籍のうわさ
IN/OUT共に、いろいろな選手の名前が挙がっていますが、ここでは私は追いません。