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水槽の石→水石?

新潟県魚野川で拾った石が綺麗だったので、石について調べていると水石という文化があると言うことを知りました。
もしかすると、渓流風水槽の一つの可能性として、アクアリウムの中にある石自体も愛でる「水石×アクアリウム」もひょっとしたらありえるのではと思いました。

水石って?

水石(すいせき)は、室内で石を鑑賞する日本の文化、趣味である。自然石を台座、または水盤に砂をしいて配置して鑑賞する。

wikipediaより引用

水石について詳しいサイトを見ていると、
ただの石を飾るのではなく、
滝や山などの地形を想起させる石を選んで飾っているそう。

ふむふむ。。
なるほど。


。。。。え?


これじゃん!!


上の写真の石は、私がこの記事で紹介している久慈川で拾ってきた石たち。

この石は「波石」と名付けましたが、
「山らしさ」も同時に感じます。。⛰
またなんというか石にできている模様も、侘しい。見れば見るほど味わい深い。( ̄∇ ̄)


他にもお気に入りの石に名前をつけて愛でていたのですが、そのような文化を今まで知らなかったので驚きです!

 このサイトには愛好家がどのように水石を楽しんでいるかがわかるのでおすすめ。


水石家たちは特徴的な形の石などを集めていました。例外もありますがそれらの石に共通しているの特徴は黒くて鉄のように硬い石たち。

しかし、説明文にはこのようにも書かれていました。

その石から何かを感じるということ。
これが最も重要な条件といえるでしょう。
素晴らしい石からは何ともいえない「何か」を感じるものです。

この一点だけで、例えその石が一般的な水石のカテゴリーに収まらなくとも、私はそれを水石といって差し支えないと考えています。
それほど素晴らしい石であれば、飾って愉しむことに誰の許しが必要でしょうか、何の躊躇がいるでしょうか。

現代水石より引用

ふむふむ。。
なるほど。

 自然に生まれた石の形、それ自体に意味は無く単なる偶然でしかありません。しかし、その偶然は奇跡とも言えます。その偶然の形に水石家たちは名前や用語を作り、意味や解釈を見出してきました。水石を育てたり台座に飾ったりして鑑賞する文化が数百年もの間受け継がれてきたそうです。
 子供の時、不思議な石を見つけて拾い、引き出しやポケットにしまった経験が誰しもあると思います。そんな素朴で素直な感覚が歴史ある文化になっていることに魅力を感じます。

水槽の中で魚だけではなく、自然の川で選んだ石にしかない色形も楽しむ。渓流風水槽の新しい楽しみ方を見つけた気がしました(^^)

これから作る渓流風水槽に、水石の考え方を取り込んでみようと思います。


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