【黄金のアデーレ 名画の帰還】 ★★★★☆ 4/5点。

3月26日鑑賞。2016年 47本目。
#2016映画メモ

ナチスに奪われたクリムトの名画を取り戻すため、
オーストリア政府を相手に返還訴訟を起こした
女性の実話を基に描いた法廷ヒューマンドラマ。

いやー。面白かった。

クリムトの絵は好きなのであのアデーレの絵が
ニューヨークにあることは知っていたが、
その背景には一人の女性と絵のモデルとの関係、
そして彼女が国家を相手に戦っていたことを知って驚いた。

そして借金漬けで子供も生まれる中、
大手事務所を辞め、アデーレの絵を取り戻すことに
命を費やした若手弁護士の覚悟もうまく表現できていて
最後まで楽しめた。

最後は涙なしには見られない。

タイトルでは想像できなかった法廷映画だったのだけど、
法廷モノでもトップレベルの出来でした。

映画館で見れてすごい良かったと思える作品。

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