ジョナサン・スウィフト「ガリバー旅行記」 第一篇 リリパット国渡航記は、 きっとみんなが知っているお話です。
最初の航海で
嵐に遭遇して船が大破し
たどり着いた国がリリパット国。
子供向けの絵本などで有名な小人の国です。
リリパット国で歓迎を受けたガリバーは
敵対するブレフスキュ国の艦隊を拿捕して戦争を納めます。
ここまでは、誰もが知っているエピソードですね。
そのあとも、もっといろんなことが目白押しです。
リリパット国とブレフスキュ国の戦争の原因はというと
「卵の殻の正しいむき方は
大きな方から剥くか、それとも小さな方から剥くか」
というとるに足らないこと。
当時のイギリス国協会とカトリックの争いを
揶揄しているようです。