若さってなんだ
霧深い朝の駅。
寝不足でボヤーっと電車を待つ自分の目の前には、寒いのにミニスカート&くるぶしソックスのJK。
「若えなー」とぼんやり見ながら、自分はあの時代ロンスカにタイツかハイソだったなーと。
見た目より実用性(暖かさ)重視だったなぁと。
そう思うと、ふと言いがちな「若さ」ってなんだろうね。
薄着イコール若さ
露出イコール若さ
ではないなぁと。
だって、後ろ姿でわからんけれども
このJKらしい人も実際には3人の子持ちの40代がコスプレしてる可能性もあるわけで…しらんけど。
とりあえず、若っぽいなにかを大雑把にくくって
自分の老いを棚に上げて、失くしたそんなものを羨みながらも
「あの頃」を振り返りながら思うのが
雑に他人に対して言い放つ「若さ」なのかもしれない。
そう思うと、なんとも曖昧だね、「若さ」って単語。
そんな事を真面目に考えていたら
♪若さってなんだ〜
と頭の中で何かが歌い出したけど、そもそも何だっけこの歌。ああ、昔カラオケで部長が歌ってたな…ギャバン。
そこまで思い出せたのに、歌詞の続きを思い出せない。
若さと正反対の「老い」を実感した朝。
※ふりむかないことさ、です
…まぁ老いというか、あれだな。
年喰って昔のことが思い出せないんじゃなくて
昔と生活が変わって、覚えることと思い出すことが変わってるだけで
シナプスの伝達が切れちゃってるだけだよ、有機的なアナロジーの接続不良ですよ、たぶん。
しらんけど。
あ、電車きた。
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