事実と真実

正しい事実のことを「真実」と呼ぶ人もいますが、真実は神のみぞ知る「真理」、誰も検証できないが正しい事実、を意味することがあります。

映画「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」の冒頭、考古学の授業でジョーンズ教授がこんなことを言います。

考古学で追究するのは「事実(fact)」だ。「真実(truth)」を追い求めたければ、哲学科に行ってくれ。〔学生から笑い〕

裁判でも「真実」を追い求めることはしません。「検証不可能」だからです。裁判とは、検証された「事実」だけを「認定」して有罪無罪を決める、というのがあるべき姿です。

「この人が犯人に間違いない!」などという、個々人の「意見」をもとに判決が下されたら、たまったものではないです。そんな恐ろしい/おぞましい社会は絶対にイヤですね(←これは私個人の「意見」です)。


この記事は、以下の記事からの脱線です。

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