CBC賞2024年出走馬総評

①ドロップオブライト

先行集団で競馬をする。
近走はスプリント戦で使われておらず、最後のスプリント戦を走った5走前は最初の3Fが33.4秒、ラスト3Fが32.9秒と素晴らしいタイムで走ることができている。
また、当レースにおいては最内枠ということもあり逃げる競馬、逃げれなくてもある程度前目で競馬をすることができる。
内前有利の展開が想定される中で当馬にとって展開がハマり馬券内に来ることができるのではないか。

②キタノエクスプレス

どの位置からでも競馬をすることができる。
近走は前目で競馬をすることができており、後方から競馬をしてきた時のような末脚は発揮できないが、前目で競馬をしてもある程度の末脚は使えている。
特に前走は速いレースペースの中でしっかりと対応することができて勝利しているのはかなり評価することができる。
メンバーレベルは上がるが内枠に入ることができたので前走のような競馬をすれば当レースにおいても馬券内は十分にあり得る。
また、斤量面もプラスである。

③バースクライ

中団で競馬をする。
決め手に欠ける競馬をし展開の有利がないと馬券内に来ることができない。
その中で当レースは恐らく内前有利の展開になるので内枠を引けた当馬に展開が向くことが想定される。
だが、能力面に疑問符がつくので馬券内は厳しいのではないか。

④スコールユニバンス

後方から競馬をする。
当レースにおいて斤量は恵まれているが能力面で明らかに足りない。
馬券内は厳しい。

⑤グランテスト

先行集団で競馬をする。
5走前以外は全て先行集団で競馬をしており、好位からしっかりと末脚を使えている馬である。
ただ、前走は速いレースペースの中で脚を使い切ってしまい馬群に沈んでしまったので当レースにおいても速いレースペースになった場合に最後の直線で脚を使うことができるかが不安である。
ただ、斤量も恵まれて、好位からの末脚を使える馬なので馬券内には入れておきたい1頭である。

⑥スズハローム

後方から競馬をする。
後方から常に上がりを使えて差してくることができている。
当レースにおいては初のスプリント戦でレースペースが速くなり当馬の競馬をすることができないと思うがどのレースでも加速ラップで走っているので馬券内には入れておきたい1頭である。
内前有利の展開になるので差し損ねる可能性はあるので軸にすることができない。

⑦ジャスティンスカイ

どの位置からでも競馬をすることができる。
スプリント戦は2走前からであるが、2走前は先行集団で競馬をして速いレースペースで対応することができた。
前走は後方かつ最後の直線で大外を走らされての馬券外なので展開が全く向かなかった。
前々走の競馬をすることができれば面白いので馬券内に入れておきたい1頭である。

⑧サウンドビバーチェ

先行集団で競馬をする。
近4走は全て最後の直線で脚が止まってしまっている。
5走前ではマイルで勝利しているので距離が長いとは考えられない。
となると坂を登るのが苦手なように感じる。
また、前走では明らかにレースペースについていくことができなかった。
当レースにおいてはさらにペースが速くなるスプリント戦で当馬の馬券内は厳しい。

⑨ブーケファロス

中団で競馬をする。
スプリント戦を走った3戦はどれも中団から競馬をし、展開が向かなかったにも関わらず馬券内馬と0.1秒差と紙一重のレースをしている。
ただ、当馬の武器が全く見えてこず今まで出走してきたレースのメンバーレベルに疑問符がつく。
馬券内は厳しい。

⑩ヤクシマ

最後方から競馬をする。
最後方から脚を溜める競馬をし最後の直線で末脚を使って馬券内まで届かせるのが理想ではあるが後方すぎて届かない。
馬券内は厳しい。

⑪グレイトゲイナー

逃げる競馬をする。
どのレースも逃げる際は33秒台の走りを見せている。
メンバーレベルが上がった前々走は馬券外になってしまったが展開不利なところがあってのものでそれで3着とは0.4秒差。4走前の京阪杯は逃げてかつ展開不利で0.2秒差と能力面はあるように思う。
当レースにおいて逃げ馬があまりいない中で当馬が逃げる可能性が非常に高く、当レースにおいては内前有利の展開になるので当馬にとっては初めて条件があるレースである。
馬券内には入れておきたい1頭である。

⑫カンチェンジュンガ

どの位置からでも競馬をすることができる。
近走は中団から競馬をし最後の直線で差す競馬をしている。
3走前は加速ラップで走り切れたり、前々走は展開不利の中で0.1秒差に迫ったり、前走は進路変更しながらも善戦をしていることからも展開さえハマれば十分に馬券内に来る可能性は高い。
ただ、今まで戦ってきたメンバーレベルを考えると当レースにおいて紐には入れておくことができるが軸までにはできない。
オッズ妙味がある面白い1頭である。

⑬ショウナンハクラク

後方or最後方から競馬をする。
ただ、後方、最後方から末脚を使って馬券内に届くまではいかずの馬券外が続いている。
当レースにおいてもある程度ポジションが欲しいところで後方に位置を取る当馬にとっては馬券内は厳しい。

⑭レッドヒルシューズ

逃げるor先行集団で競馬をする。
内前有利の展開の恩恵を受けて馬券内に入れるかどうかという馬なので外枠は当馬にとってマイナスである。
枠の恩恵を受けられないので当レースにおいて馬券内は厳しい。

⑮メイショウソラフネ

どの位置からでも競馬をすることができる。
ただ、好走したレースはどれも距離ロスなく走り内前有利の展開の時のみである。
当レースにおいては外枠かつ先行で競馬をする馬が多い中で中団で競馬することが想定される。
差してくるだけの能力はないので当馬の馬券内は厳しい。

⑯アグリ

中団後方or後方で競馬をする。
どのレースも後方から競馬をし、最後の直線の末脚にかける競馬をする。
ただ、道中のポジション取りが後ろ過ぎてしまい差し損ねる場合が多い。
当レースは恐らく内前有利の展開になるので、後方から差してくる当馬にとってはミスマッチの舞台である。
能力はあるが馬券内は厳しい。
差しが届く展開であれば買いたいので当日の馬場傾向を確認する必要がある。

⑰カリボール

先行集団or中団で競馬をする。
近2走は内枠を取り、道中は最内を走り距離ロスのない競馬をしての馬券内である。
前々走は展開が向かない中で当馬だけが馬券内に来たり、前走では加速ラップで走りれているので能力面は問題ない。
当レースにおいても内枠が必ず欲しい。
大外枠の場合馬券内は難しい。

⑱アネゴハダ

どの位置からでも競馬をすることができる。
スプリント戦で馬券内に入ることができた前々走は展開が向いての勝利であり、その他のレースでは当馬の強さが見えてこない。
また、当馬が走ったレースはどれも34秒台と速いレースペースを経験していないので当レースにおいてある程度速くなるレースでは最後の直線で道中レースについていくのに脚を使ってしまい馬券内に入るだけの脚は残っていないと想定される。
馬券内は厳しい。

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