新潟2歳ステークス2024年出走馬総評

①ジョリーレーヌ

中団で競馬をする。
前走はラスト3Fが加速ラップの中でそのタイムを上回る走りを見せているので評価できるように見えるが、600m39.8秒、1000m65.7秒とかなり遅いペースで走っている為ラスト3Fを加速ラップで走れていてもあまり評価することができない。
当レースにおいてはレースペースが前走よりも速くなることが想定される中で前走のパフォーマンスを出すことができれば馬券内はあるが、レースペースについていけなければ馬券内は厳しい。

②スリールミニョン

逃げるor先行集団で競馬をする。
前走は展開が向いての勝利ではあるが展開が向かなかった他馬にタイム差なしまで追い詰められた。
当レースにおいては距離延長になる中で前走の走りを見ると馬券内は厳しい。

③スターウェーブ

中団で競馬をする。
前走、最初の3Fはスローペースではあるが1000mでは60.5秒と当レースに出走するメンバーの中で唯一ミドルペースでレースを運べており、最後の直線は2度進路変更するロスがありながらもラスト3Fが加速ラップで走れているのはプラスであり1F伸びても問題ないと思われる。
他馬がスローペースしか経験したことがなく未知な部分が多いなか、速いペースを経験している当馬が最も軸向きの1頭である。

④シンフォーエバー

逃げる競馬をする。
前走はレースペースが遅く当馬が逃げる形となった。
当レースにおいてはレースペースが前走よりも速くなることが想定され、前走同様のパフォーマンスが発揮できるか未知な部分がある。
ただ、レースペースが速くなっても前走同様のパフォーマンスが発揮できれば馬券内はある。

⑤モジャーリオ

中団で競馬をする。
ゲートの出に怪しさがある。
前々走では出遅れて後方からの競馬になり内前有利の展開で展開が向かずの負け。
前走はゲートの出が良く中団から差してきての勝利である。
当レースにおいては2F距離が伸びる中で前走のラスト3Fは減速ラップであったことを考えると距離延長はマイナスである。
馬券内は厳しい。

⑥コートアリシアン

中団で競馬をする。
前走はゲートで出遅れ終始外を走らされ距離ロスが多い競馬をしていたが、最後の直線で他馬を寄せ付けない末脚をみせていた。
当レースにおいても前走のように最後の直線が長いので前走同様の末脚を見せることができれば十分に馬券内はある。
ただ、600m38秒、1000m62秒とレースペースが遅く速くなった場合に前走のようなパフォーマンスを発揮できるか未知な部分がある。

⑦ケイテンアイジン

どの位置からでも競馬をすることができる。
前々走は前残りの展開で前にいた当馬に展開が向いたので評価することはできない。
前走はゲートで出遅れて最後方からの競馬をして最後の直線で当馬に展開が向かなかったにもかかわらず末脚一気で差し切っての勝利であるがメンバーレベルが低くく評価することができない。
当レースにおいては2F伸びる中で前々走、前走のパフォーマンスを見ているとプラスに思えない。
馬券内は厳しい。

⑧マジカルフェアリー

中団で競馬をする。
前走はゲートを出る瞬間に立ち上がっていたのが気になる。
3~4角でポジションを上げて最後の直線はコーナー加速を使って走っていた。
当レースにおいてはコーナー加速ではなく直線の瞬発力勝負になるので当馬にとってはミスマッチの舞台である。
馬券内は厳しい。

⑨トータルクラリティ

先行集団で競馬をする。
前走は終始外を走らされて距離ロスの多い競馬となり、メンバー内で最も長い距離を走らされたにも関わらずラスト3Fのタイムを加速ラップで走り切ることがあるので馬券内に入れておきたい1頭である。
ただ、1000mのタイムが62.5秒で当レースにおいてこのタイムよりも速くなった場合に前走同様の末脚を見せることができるか未知の部分がある。

⑩プロクレイア

後方から競馬をする。
前走はゲートの出が悪く後方から競馬をし道中、最後の直線と終始外を走らされ距離ロスの多い競馬となっていた。
外差し有利の展開の中で当馬に展開が向いての勝利ではあったがしっかりと末脚を使えており、1000m61.5秒と当レースの出走メンバーの中ではある程度速いペースには対応できて上がりも使えているので馬券内に入れておきたい1頭である。

⑪キタノクニカラ

中団で競馬をする。
前走はスプリント戦でマイルは当レースにおいて初となる。
スプリント戦ということもあり他馬よりも速いレースぺースを経験しており、かつ前走は最後の直線で末脚のエンジンに掛かっている印象を受けたがエンジンが掛かってからは良い末脚を見せていたので最後の直線が長い当レースにおいてはプラスである。
馬券内に入れておきたい1頭である。

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