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2.21(金)テレ東BIZモーサテまとめ
⚫︎米、ウクライナとの共同会見拒否
「ゼレンスキー氏は独裁者」発見余波
ロシア寄りの姿勢を示すアメリカとの溝が深まっている
⚫︎ウォルマート決算
ウォルマート:世界最大のスーパーマーケットチェーン
売上高は市場予想を上回った
→年末商戦が好調(ネット通販など)
しかし業績見通しが予想を下回った
→株価大幅下落
このウォルマートの下げがダウの下げを主導した
⚫︎ルノー「日産は経営再建に注力を」
ルノーの決算は大幅減益
→日産株の売却に伴う損失などが響いた
⚫︎米消費銘柄で二極化
米の小売売上高は直近減少に転じている
高所得層向けと低所得層向けで二極化している
クルーズ船の予約が好調(コト消費)
反対に低所得層の消費は慎重な状況
→経済格差がより深まっている??
⚫︎ドル円下落の持続性(専門家)
米国:インフレ懸念で利下げなかなかできない
日本:利上げ材料あるが株下げはこわい
→どちらも実現しないとドル円下落の持続性は持ち得ないのでは
⚫︎中小型株の時代は来るのか
【日本大型株好調の背景】
・世界的なAIブーム
半導体製造装置などは総じて大型株
・長期金利の上昇
金融セクターが恩恵を受ける
・円安トレンド
自動車や鉄鋼なども総じて大型株
マクロ面でのトレンドが大型株への追い風になっていた
この3つの追い風は現在収まりつつある
中小型株の相対的な割安感が着目されれば中小型株の復活があるのではないか
⚫︎政府 初の「中堅企業成長ビジョン」策定
従業員2000人以下の企業を中堅企業と定義し、重点的に支援する方針
補助金より活用・資金調達支援に加え、大企業からの経営人材の移動促進策を強化
⚫︎農林中銀今季1.9兆円の赤字見通し
⚫︎スズキ6年間で4兆円投資
EV開発などに インド生産増強
⚫︎アリババ純利益3.4倍
通販・クラウド改善
売上高も市場予想を上回る
→この決算クソ強い
→政府からの冷遇が無くなりつつあることやDeepSeekなどにより、今後も強いのでは??
→米が中国に対して制約したことで発明が起きた。制約は発明の母なのかもしれない
⚫︎欧州株堅調 背景は(専門家)
【年初来の株価】
S&P500:4.5%増
ユーロ・ストックス50:11.5%増
【要因】
①ユーロ圏のPMIが改善基調で景気回復の加速期待が高まっていること
②ウクライナ戦争停戦に向けた協議が進行していること
《プロの眼》
「なぜそんなに急ぐのかトランプ政権1ヶ月」
トランプは急速なペースで公約に着手している
→100を超える大統領令に署名している
トランプは国の造りを組み替える野心があるのではないか
→来年11月の中間選挙までしか確実な任期がない(造りを組み替えるのに時間がない)
【トランプの野心とは】
・労働者階級がアメリカの繁栄に取り残されない社会への転換
・アメリカの世界における位置付けの転換
・アメリカの中の無駄の排除
【トランプ政権の課題】
・トランプの野心に対して有権者はそこまで求めていない可能性
・インフレ抑制→政策修正でも難航?
・弱点を補完する有能な参謀閣僚の不足
【感想】
トランプ就任からの1ヶ月はとても順調に見える。
掲げていた公約の5割に着手したとも言われておりスピード感もある。
また、想定されてたほどの世界的混乱も起きていない。
来年11月の中間選挙が近づいてきたときに間に合っていない政策があると暴走したりするのだろうか。
⚫︎戻ってきた普通預金の金利
条件付きで2%も
各銀行は優遇策を競っている
銀行サイドからするとコストになる
→金利を使って貸出を増やせるのかが重要