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2.3(月)テレ東BIZモーサテまとめ

⚫︎トランプ中国・メキシコ・カナダに追加関税

トランプ1日に中国メキシコカナダに対して中国(10%)・メキシコ.カナダ(25%)の追加関税の大統領令に署名(関税4日から発動)

→カナダはこれに対し25%の報復関税を宣言、メキシコも報復関税の意向(3日に発表)

→トランプ「我々はカナダが持ってるものは何も必要ない」

→各国の経済対立が激化する懸念が高まっている

→この追加関税を受けて朝からドル買いの流れ、
ドル高円高になっている

→ドルカナダは2003年以来のドル高カナダドル安になっている

→ドルがどんどん底堅くなっていく(流石のトランプ)

→今後EUも追加関税の対象になるとトランプは述べている

→この追加関税に対する報復関税により米が受けるダメージを推し量るのは難しいが、今後、前トランプ政権の時のような貿易戦争になることだけはトランプは避けたいはずだ(インフレ圧力が強まるため)

⚫︎米PCE物価3ヶ月連続加速(市場予想と一致)
前年比2.6%up コア指数2.8%up

⚫︎米雇用コスト指数伸びわずかに加速(市場予想と一致)
コロナ前まで前年比の平均は+2.5%だった(今回は3.8%)
まだまだ雇用コストは根強い上昇圧力がある

→FRBも重視している指標であるため利下げには足枷

➡️総じてアメリカ経済強め

→利下げ本当に必要なんですか?ってことになる

⚫︎今週は多数の決算発表が予定されている
トヨタ、五代商社、大手デベロッパーなど

⚫︎バリエーションへの注目(専門家)

先週のDeepSeekショックによってエヌビディアの成長シナリオが崩れるのではないか。

今のエヌビディアの高いPERは今後維持できるのか。を市場が考えるきっかけになった。

低コストAIがAIバブルの終わりの可能性を市場に示したのだ。


⚫︎イスラエル首相米国に向け出発
イランと親イラン組織への対処について米と協議へ



<プロの眼>

⚫︎「アメリカ高金利に潜む負のリスク」 

トランプ政策は財政面から見ると概ね歳出の拡大路線

→アメリカの高い金利はこれからも続くリスクある

→景気が堅調の中でインフレの継続、そうなると10年最利回りは4%以上の高い水準を維持する可能性が高い

→米の賃金上昇率は高いし金利高くても株価も維持されると予想できる

→1番の懸念点は他国への波及だ

⚫︎米高金利の他国への波及

米国の金利の高止まりが他国へ波及することがいちばんの懸念だ。

→データを見ても米国の金利上昇は他国との相関関係が強い傾向がある

→米国景気が強い中で金利上昇が続けば他国から資金が流出し、他国の金利も上がる。

→国債の利払いの拡大による財政負担増の問題にも繋がってくる

→米くらいになると多少の金利高止まりは耐えることができるが米以外の国が金利の高止まりに耐えられるかどうか

【過去の例】
1995年アメリカ利下げしたがなかなか金利下がらなかった(現在と似たような状況)

→米が苦しむのではなく、アジアで通貨危機が起きた

→当時よりは今の新興国の耐性があるにしてもじわじわ効いてくるのではないか

【感想】
米の金利上昇が他国とここまで相関関係があるとは知らなかった。
特に新興国はパワーが少ないため効きやすい。現在の米長期金利はここ10年で見ても高い水準を維持していると言えるし、今後すぐ大きく下がることは予想できない。
各国は金利が上がる前提で財政運営していく必要を強いられているのか。 

⚫︎DeepSeekの注意点(専門家)
①米中対立の激化

②回答に中国の思想が反映

③他のAIデータの無断使用疑惑

④使用したGPUや開発費の信憑性

→正直AI開発などをしておらず日常生活レベルで生成AIを利用している人間からするとChatGPTとDeepSeekの機能差はそこまで感じられない。今の私もその1人だ。
どちらも使ってるがあまり大きな差があるとは思えない(DeepSeekの方が少し使いやすいくらい)。
私が期待しているのは、このDeepSeekのオープンソースを活用してChatGPTやDeepSeekの機能を大きくこえる、私たちが想像できないような革新的な生成AIが生まれることです。
その生成AIを作り出すのは果たして米国なのか中国なのか果たして他の国なのか。楽しみです。

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