ACLE 上海海港戦
開幕戦から中3日。今シーズンもいきなりの鬼畜日程がスタート。
流石に上位組での突破も決まっていたこともありかなりのターンオーバーで臨むのでは…と考えていたのですが、マリノス公式アカウントがロストした遠征時の松原健32歳の誕生日おめでとう!の写真には元気にチームメイトの誕生日を祝う新潟戦の登録メンバーの姿が。。
そうですか、、今年もターンオーバーしないって事ですね。。
さて、そんな上海海港戦は開幕からかなりの変化がありました。
サンディの左CB起用
加入時の情報では右SB,CBと聞いていたのですが左CBで起用。
試合通じて持ち方、運び出し、視野の確保と特にストレスなくプレーしてたのをみてかなりのセンス系とお見受け。
チアゴがいなくなった後の畠中の右CBフィッティングへの適応に苦しんだ姿を見た身からすると驚愕のセンスです。これはすごい人材取ったわ。。宮市亮右SB,CB起用
これはマジでビビった。でもある程度の高さがあり、スピードもあり、持ち運びもできるって言うスペックだけ見たら出来なくは無いんだろう。
とは言えかなりのギャンブル要素今日ではあった。ただ英語も話せるし、ジェイソンとサンディとの初連携の中でコミュニケーション取る上ではストレス感じ辛かったのかも。
今回の上海海港はほとんど前からプレス来なかった為、ハイプレス上等!のチームが多いJリーグではやらんやろうな…と言う印象。植中朝日の覚醒
開幕でプレスバック、斜めのポストといい働きを見せた植中朝日。
この日に限っては良い働きを遥かに超えたプレー振りを見せた。
背負ってのターン、プレスバック、局面での守備、攻撃の強度。はっきり言って1段階上のレベルに進化していた。地味にパギが長いボール蹴った時にマイボールにしてくれるのもかなり大きな働き。
左の鈴木冬一がかなり高い位置を取っていた為、良い距離感でのサポートを受けれた事にも起因するとは思うがそこまでタスクこなした上にゴールまでするんか。。と言う展開。
これコンスタントに出来たらマジで大迫勇也になれるよ。
試合自体は先述の通り、前半の入りは上海が高い位置からプレスかけて来たところでガチャガチャしてしまい、ピンチを招く展開が見られたものの、徐々に圧も弱まって行った中で伸び伸びとプレー出来ていた90分となった。
特に25分くらいのジェイソンのクサビのパスには痺れた。そんな縦パスまで持ってるんか君。
CBまでプレス来ない時は本当に楽な展開になることが今後も予見されるのはとても好ましいです。
後半に試合は動き、鈴木冬一が粘って繋いだボールを天野純と植中朝日がワンツーを繰り出し抜け出した朝日のニア上ぶち抜きシュート。
鈴木冬一は守備から攻撃、攻撃から守備の切り替えの速さと初速が本当に魅力的だった。仕掛けのクオリティもある。なんでこんな良い選手去年京都は使わなかったのか??
その後は井上健太の抜き切らないアーリーを天野純が胸で押し込みゴール。
これはもうほぼ覚醒と言っても良いんじゃ無いか?カットインから逆足シュートまで打てるように、枠飛ばせるようになったら本当に手がつけられなくなると思う。本当に期待。
と、本当にポジティブな部分だけが出たACLEとなりました。
またここから中3日でアウェイ広島。去年もACL帰りでアウェイ広島行ってボコボコにされたな。。
今年は後ろ側のクオリティは間違いなく去年から上がっているし、ジャンがいる限りトルガイに好き勝手やらせない筈。
開幕からのクオリティはJ屈指の相手に今時点でどれだけできるのかしっかり目に焼き付けて来たいです。