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「当時と変わらない!」驚きと感動の声は、w-inds.が変化と挑戦を止めず歩み続けた証
2024年7月13日からスタートした「w-inds. Live Tour 2024 "Nostalgia"」が2025年1月16、17日にパシフィコ横浜大ホールで行われた「w-inds. Live Tour 2024-2025"Nostalgia" The Final」をもって終了しました。
当初6公演と発表されるもチケットのソールドアウトが続き、次々と発表された追加公演にThe Finalも加わり18公演にも及ぶライブツアーとなりました。
「初期曲だけで構成するライブツアー開催」という公式からのアナウンスを聞き、10年ぶり、20年ぶりにw-inds.のライブへ足を運んだという人も多くいました。その方々から聞こえてきたのは「当時と変わらない!」という驚きと感動の声でした。
【セットリスト】
()内はThe Final以外で披露された曲です
1.Feel The Fate
2.Endless Moment
3.Paradox
4.四季
5.Another Days
6.SUPER LOVER〜I need you tonight〜
7.空から降りてきた白い星 (Because of you)
8.Baby Maybe
9.Night Flight~夜間飛行~
10.Dedicated to You
11.ageha (This Time~願い~)
12.Deny
Dance
13.try your emotion
14.変わりゆく空
15.Love is message
16.Winter Story (キレイだ)
17.SOMEHOW
18.Long Road
19.Forever Memories
20.Top of the world (New-age Dreams)
〈アンコール〉
21.Strip
22.Beautiful Now
「初期曲だけのライブをします。」その発表を聞いた時に湧いてきたのは、大きな挑戦を決意したw-inds.への感謝の気持ちでした。 過去の曲をするだけなら簡単じゃないの?と思われるかもしれません。しかし当時10代(2001年のデビュー時は15歳、16歳)だったw-inds.のメンバーは、現在39歳と40歳です。この間に声変わりや、音楽性の変化など大小様々な変化がありました。
何より大きかったのは、3人から2人になったことではないでしょうか。 新体制となった年に公開されたインタビューでは「3人じゃないとw-inds.じゃないと思っていたんですけど、絶対どこかで辞めちゃいけない、止めちゃいけないという想いがありました。」と語っています。
【w-inds. Official Interview -2020.12- より】
新体制になってからも新曲のリリースやライブツアーの開催など止まることなくここまで歩み続けてくれました。そしてついには初期曲だけのライブツアーに挑戦。前年に開催したw-inds. Live Tour 2023 "Beyond"の成功がこの挑戦への後押しとなりました。Beyondは「w-inds.史上1番踊るライブにする。」という宣言のもと、Nostalgiaとは対照的に”最近の曲だけ”で構成するライブでした。『今のw-inds.でも大丈夫だよとファンのみなさんが思ってくれた感じがしたんですよね。(中略) 勇気が出たんですよね。勇気っていうのは、新しいものに挑戦する勇気ももちろんなんですけど、逆にもっと昔の曲を大切にして、ファンのみなさんが「もっと聴きたい」って思ってくれる気持ちに応えたいっていう勇気もそうで。』【with News 「 新生w-inds.次ツアー〝ノスタルジア〟に「勇気が要る」理由より】
今回のライブを一言で現すのは難しいのですが、絶妙なバランスと言ったら良いでしょうか。過去に3人でやっていた時の記憶を上書きして消すのではなく、当時の記憶がよみがえるような場面も残しながら、今のw-inds.としてアップデートしていたように感じます。アップデートと言っても「当時と全然違う!」と驚くような演出やアレンジ、パフォーマンスをするのではなく、当時と変わらない姿を見せることに徹したライブでした。それはただ単に過去の曲を歌い、踊るだけでは成立しなかったように思います。
慶太は声変わりにより原曲キーで歌えなくなっていた曲を歌い方の研究とトレーニングによって再び原曲キーで歌えるようになっており、Nostalgiaの開催が決まってからは波形を見ながら声の成分を当時により近付けることもしていました。涼平は新体制となった2020年からメインボーカルも担っており、リリース当時はコーラスやラップ担当だった楽曲もNostalgiaではメインボーカルとして歌い上げています。これは当時と異なる姿でありながらも、その歌声は”透明感のある歌声”という当時からw-inds.をあらわす言葉そのもの。当時と変わらず原曲キーで歌う2人の歌声は、久しぶりにライブを見た人達を驚かせ魅了する要素の1つとなりました。
w-inds.は活動24年目の今も、ダンスボーカルグループとして歌って踊るスタイルを守り続けています。年齢から考えると踊る量を減らしたり振り付けを楽なものに変えたりしてもおかしくありません。しかし当時の振付のまま歌い踊り、ダンスコーナーも変わらずに披露していました。それができるのは、日々のひたむきな努力と健康管理の積み重ねがあってこそ。ダンサーの皆さんと一緒に楽しそうに踊り、ライブを全力で楽しむ姿はあの時のまま今もステージに在り続けています。
そして今までのどの瞬間を切り取っても"w-inds.だ"と感じさせてくれるように、w-inds.とはどんな存在なのかを彼ら自身が理解しファンが壊してほしくない部分もわかっているからこそできたライブだったように思います。こうしたらw-inds.ではなくなる。これをしてしまったらあの頃の記憶を否定してしまうことになる。逆も然りでこの曲をやったらファンの皆んなは喜んでくれるはず。この演出やコーナーをしたらNostalgiaを感じてもらえそう、というのもw-inds.にはお見通しなところがあります。最近よく「みんなが楽しんでくれたら、喜んでくれたら自分たちも幸せ。」という言葉をくれます。それは決して自分たちがやりたいことを我慢してファンが喜ぶことをやっているのではなく、周りに反対されても自分たちのやりたい音楽を貫いてきた彼らだからこそ本心で今やりたいことなのだと受け取っています。
ステージで幸せそうなw-inds.の姿を見られたら幸せなファン。ライブを見て幸せそうなファンの姿を見られたら自分たちも幸せだと言うw-inds.。
これからもお互いの幸せが繋がって重なって一緒に歩み続けられますようにと願いたくなるような時間でした。
今回、リリースから20年以上が経つ楽曲やライブツアーをリバイバルして届いた「当時と変わらない!」という驚きと感動の声は、w-inds.が変化と挑戦を止めず歩み続けてきた証。Nostalgiaは決して過去に縋るのではなく、過去を振り返り大切さを噛み締めながらそれをひとつの原動力として、先に進む、未来へ繋がっていくライブでした。そこからアンコールで披露された新体制になってからの楽曲へと繋がり、今までの時間に感謝が溢れると共にこれからのw-inds.の活動がますます楽しみになりました。そして、待ち望んだ未来へ一緒に歩み続けようと強く思わせてくれるライブツアーでした。
【information】
▶︎2025.3.14より開催
「w-inds. FAN CLUB LIVE TOUR 2025 "Nostalgia:Echoes"」
Nostalgiaでは披露されなかった初期楽曲(2001年〜2005年迄)をお届けするファンクラブライブツアーです。
【詳細、ファンクラブへの新規入会・再開について】
https://w-inds.jp/news/detail/280
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▶︎2024.3.26 Release
16th Album 「winderlust」
「winderlust」は「wind」(風)と「wanderlust」(冒険)を合わせた造語で、「風に導かれながら冒険をする」「自由に風に乗って前に進んでいこう」というメッセージが込められています。
【特設サイト】
https://ps.ponycanyon.co.jp/w-inds/winderlust/
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▶︎次に会う時まで
2024.5.1 release
Digital Single「Imagination」
「僕達w-inds.は皆の心の中でずっと歌って踊っているよ!というメッセージです!LIVE が無い期間(制作期間中)はこの曲を聴きながら次の作品を楽しみに待っててね!」慶太のInstagramより
【w-inds.公式SNS】
▶︎YouTube
▶︎Instagram https://www.instagram.com/w_indsofficial?igsh=MWdzODh1aWw0Zm03Mw==
▶︎TikTok
https://www.tiktok.com/@w_indsofficial?_t=ZS-8tDc1lc9KHl&_r=1
▶︎X
https://x.com/winds_tv?s=21&t=SQThShK--hPaLKtcWzs3dg