津南町の青く神秘的な龍ヶ窪(編集後記20211015)
今回は、10/9に行った津南の龍ヶ窪での取材についてお話ししたいと思います。敬和学園大学の一戸ゼミでは、毎年学生が新潟県内の名水の取材をし、出来た映像をコンクールに出しています。今回うかがわせていただいた津南の龍ヶ窪は、敬和学園大学から車で約2時間半とかなりの距離がありましたが、新潟県庁の環境対策課の方々のご協力もあり、無事実現することが出来ました。コロナ禍であるため感染対策も万全にしていきました。
ゼミのほとんどの学生がちゃんとした取材というものが初めてで、どこから手をつければいいのか分からない状態ではありましたが、事前に取材班でよく話し合い、細かく構成を練ったこともあり、初めてにしては上手くいったのではないかなと思います。
取材班の中で、私はインタビューを担当させて頂きましたが、やはりなかなか思っているようにはいかず苦戦しました。ある程度インタビュー内容は事前に決めていたものの、相手から話を聞き出すことがとても難しいなと感じました。インタビューは、一問一答で聞きたいことをピンポイントで聞けるわけではなく、会話の中で自然と話を引き出さなければならないので常に集中力を研ぎ澄ませている感覚でした。具体的には、相手の話している内容から質問を連想したり、話が脱線した時に自然と戻すこと、ある程度の会話の流れをこちらで作ることなど意識しなければならないことは沢山ありました。
しかし、このインタビューの経験はかなり自分のスキルアップに繋がったように実感しています。かなりのテクニックとコミュニケーション能力は必要とされますが、やり切ったあとの達成感は今でも鮮明に覚えています。そして改めてアナウンサーやラジオの仕事はすごいなと思いました。
そして、今回私たちが取材させていただいた龍ヶ窪は、「新潟県の名水」の一つで、ものすごい透明度と豊富な水量を誇っています。取材させていただく中で、その龍ヶ窪の水は生活用水や農産物などを通して集落の人々に常に寄り添い欠かせない存在であり、その水と共に多くの歴史が生まれてきたことが分かりました。皆さんもぜひあの青く神秘的な空間に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。(田中凛歩)