MCエッセイ Vol.105 「新発田の貧困問題に挑むフードバンクしばた」(妻島優斗)
こんにちは!国際文化学科3年の妻島です。
私は先日、一戸ゼミの映像制作のために「フードバンクしばた」の取材へ行ってまいりました。
代表である土田雅穂さんの貧困に対するお話や、食料倉庫の見学など、
新発田を支える仕組みを、取材を通して学ぶことができました。
さて、ところでみなさんはフードバンクをご存知でしょうか。
フードバンクとは、賞味期限や見た目等を理由に市場に流通できなくなった廃棄する予定の食品の寄付を受け、生活に困っている家庭に配給する活動団体のこと。
そして、ここ新発田市でもフードバンク活動を行っており、フードバンクしばた代表である土田さんの人柄にはとても関心しました。
土田さんの公務員時代から支援を始めるまでの経緯や、支援に対する自分の思いなど、話を聞けば聞くほどエネルギッシュな人で、フードバンク活動に対する情熱に溢れている方。
そんな素晴らしい人間性と決断力に支えられているフードバンクしばたは、
支援を受ける人々だけでなく、周りの人たちにも希望を与えているんだなと感じました。
そんな正義感溢れる土田さんのお話を聞いているうちに、学生のわたしたちにも何かできることはないかと思い尋ねたところ、
「私たちのことは気にせず、学生なら勉学に励みなさい」
といわれました。意外なお答えでしたが、確かにそうですね。
大学生活、今しかできないことに一生懸命向き合わなきゃと納得。
私たちが今取り組むべきは、このフードバンクしばたを、大学で教わっている映像編集、コンテンツ技術を用いてより多くの人にこの支援を広めることだと感じました。
作品が完成するまでもう少し。頑張っていこう🔥
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