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サヨナラから始まる物語(自己紹介|初めてのnote)
就職氷河期の冷たい現実に翻弄され、派遣や解雇、会社の解散、離婚、うつ病の波を何度も乗り越えてきました。HSP気質のWEBエンジニアとして、ようやく生活は安定しました。しかし、ふと立ち止まると、未来が見えなくなりました。この国に希望を持てないのなら、自分で希望を探しに行くしかないと考えています。
海外移住を決意し、Webのスキルを活かすためにLinkedInに登録し、海外向けの英語サイトを構築しました。英語は毎日、単語を覚え、Duolingoに取り組みながら、もどかしさを抱えつつも一歩ずつ前に進んでいます。成果はすぐには出ません。それでも、何もしなければ何も変わらないからこそ、もがき続けることでしか、この閉塞感から抜け出す方法はないと感じています。
そして今、海外に住む彼女と遠距離恋愛を続けています。彼女の国は、これから発展していくでしょう。未来を築くなら、そういった場所での生活も悪くないと考えています。生き急ぐのではなく、いい意味で「適当」に、のんびりと、肩の力を抜いて暮らせる日を夢見ています。彼女と二人、気負わず穏やかに。人生に振り回されるのではなく、自ら人生を選び直すために歩み続けています。
日本社会に冷遇され、閉塞感に苛まれている同世代の方々に伝えたいことがあります。「遅すぎることなんてない」ということです。年齢を理由に足を引っ張る人は必ずいます。しかし、そんな声は無視して構いません。自分の人生をどうするかを決めるのは、いつだって自分自身なのです。
これは、人生を再構築する記録です。